特許
J-GLOBAL ID:200903056247438727
金属配位化合物、電界発光素子及び表示装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡辺 敬介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-042522
公開番号(公開出願番号):特開2002-332291
出願日: 2002年02月20日
公開日(公表日): 2002年11月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 高効率発光で、長い期間高輝度を保ち、通電劣化の小さい発光素子を実現する新規化合物を提供する。【解決手段】 式(1)で示される金属配位化合物。MLmL’n (1)[MはIr,Pt,RhまたはPdの金属原子であり、LおよびL’は互いに異なる二座配位子、mは1または2または3であり、nは0または1または2である。ただし、m+nは2または3である。部分構造MLmは式(2)で示され、部分構造ML’nは式(3)または(4)で示される。A,A′,B,B′は、置換基を有しても良い環状基であり、AとA′及びBとB′は共有結合により結合し、E及びGはC1〜20直鎖状又は分岐状のアルキル基等である。
請求項(抜粋):
下記一般式(1)で示されることを特徴とする金属配位化合物。MLmL’n (1)[式中MはIr,Pt,RhまたはPdの金属原子であり、LおよびL’は互いに異なる二座配位子を示す。mは1または2または3であり、nは0または1または2である。ただし、m+nは2または3である。部分構造MLmは下記一般式(2)で示され、部分構造ML’nは下記一般式(3)または(4)で示される。【化1】NとCは、窒素および炭素原子であり、AおよびA’はそれぞれ窒素原子を介して金属原子Mに結合した置換基を有していてもよい環状基であり、BおよびB’はそれぞれ炭素原子を介して金属原子Mに結合した置換基を有していてもよい環状基である{該置換基はハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、トリアルキルシリル基(該アルキル基はそれぞれ独立して炭素原子数1から8の直鎖状または分岐状のアルキル基である。)、炭素原子数1から20の直鎖状または分岐状のアルキル基(該アルキル基中の1つもしくは隣接しない2つ以上のメチレン基は-O-、-S-、-CO-、-CO-O-、-O-CO-、-CH=CH-、-C≡C-で置き換えられていてもよく、該アルキル基中の水素原子はフッ素原子に置換されていてもよい。)または置換基を有していてもよい芳香環基(該置換基はハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、炭素原子数1から20の直鎖状または分岐状のアルキル基(該アルキル基中の1つもしくは隣接しない2つ以上のメチレン基は-O-、-S-、-CO-、-CO-O-、-O-CO-、-CH=CH-、-C≡C-で置き換えられていてもよく、該アルキル基中の水素原子はフッ素原子に置換されていてもよい。)を示す。)を示す。}。AとBおよびA’とB’は共有結合によって結合している。EおよびGはそれぞれ炭素原子数1から20の直鎖状または分岐状のアルキル基(該アルキル基中の水素原子はフッ素原子に置換されていてもよい。)または置換基を有していてもよい芳香環基{該置換基はハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、トリアルキルシリル基(該アルキル基はそれぞれ独立して炭素原子数1から8の直鎖状または分岐状のアルキル基である。)、炭素原子数1から20の直鎖状または分岐状のアルキル基(該アルキル基中の1つもしくは隣接しない2つ以上のメチレン基は-O-、-S-、-CO-、-CO-O-、-O-CO-、-CH=CH-、-C≡C-で置き換えられていてもよく、該アルキル基中の水素原子はフッ素原子に置換されていてもよい。)を示す。}を示す。ただし、環状基の置換基としてあるいは環状基Bとしてあるいは環状基B’として少なくとも一つ以上の下記一般式(5)で示される置換基を有してもよい芳香環基が存在する。【化2】一般式(5)に示した結合はこの芳香環基が環状基の置換基である場合、環状基A、A’、BあるいはB’との単結合を示し、この芳香環基が環状基Bあるいは環状基B’である場合、環状基Aあるいは環状基A’との単結合を示す。YはC=O,CRR’,C=C(CN)2,OまたはSを示し、RおよびR’はそれぞれ水素原子、炭素原子数1から20の直鎖状または分岐状のアルキル基(該アルキル基中の1つもしくは隣接しない2つ以上のメチレン基は-O-、-S-、-CO-、-CO-O-、-O-CO-、-CH=CH-、-C≡C-または二価の芳香環基で置き換えられていてもよく、該アルキル基中の水素原子はフッ素原子に置換されていてもよい。)または置換基を有していてもよい芳香環基{該置換基はハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、トリアルキルシリル基(該アルキル基はそれぞれ独立して炭素原子数1から8の直鎖状または分岐状のアルキル基である。)、炭素原子数1から20の直鎖状または分岐状のアルキル基(該アルキル基中の1つもしくは隣接しない2つ以上のメチレン基は-O-、-S-、-CO-、-CO-O-、-O-CO-、-CH=CH-、-C≡C-で置き換えられていてもよく、該アルキル基中の水素原子はフッ素原子に置換されていてもよい。)を示す。}を示す。一般式(5)の置換基はハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、トリアルキルシリル基(該アルキル基はそれぞれ独立して炭素原子数1から8の直鎖状または分岐状のアルキル基である。)、炭素原子数1から20の直鎖状または分岐状のアルキル基(該アルキル基中の1つもしくは隣接しない2つ以上のメチレン基は-O-、-S-、-CO-、-CO-O-、-O-CO-、-CH=CH-、-C≡C-で置き換えられていてもよく、該アルキル基中の水素原子はフッ素原子に置換されていてもよい。)、置換基を有していてもよい芳香環基{該置換基はハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、炭素原子数1から20の直鎖状または分岐状のアルキル基(該アルキル基中の1つもしくは隣接しない2つ以上のメチレン基は-O-、-S-、-CO-、-CO-O-、-O-CO-、-CH=CH-、-C≡C-で置き換えられていてもよく、該アルキル基中の水素原子はフッ素原子に置換されていてもよい。)を示す。}を示す。また、隣接する置換基は結合して環構造を形成してもよい。]
IPC (3件):
C07F 15/00
, C09K 11/06 660
, H05B 33/14
FI (5件):
C07F 15/00 B
, C07F 15/00 E
, C07F 15/00 F
, C09K 11/06 660
, H05B 33/14 B
Fターム (9件):
3K007AB02
, 3K007AB03
, 3K007AB11
, 3K007DB03
, 4H050AA01
, 4H050AA03
, 4H050AB91
, 4H050WB11
, 4H050WB21
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