特許
J-GLOBAL ID:200903056247786660

分水栓の取付装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐田 守雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-025344
公開番号(公開出願番号):特開平9-217391
出願日: 1996年02月13日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 ユニット類の降下を迅速かつ的確に行え、装置にがたつきが生じることがなく、ゴム輪のフランジ部の被押圧度を知り得ることができるとともに、筒状金具の拡径中は人的操作を必要とせず、しかも拡径作業を自動的に終了させることのできる分水栓の取付装置をを提供すること。【解決手段】 拡径治具2と、拡径機3とを具えている。拡径機は昇降機構部3Aと駆動機構部3Bとからなっており、昇降機構部は固定支柱40と、本体外筒42と、押圧軸50と、表示機構とからなり、駆動機構部はケース70と、クランク機構及びラチエット機構と、駆動モータ88と、モータにより駆動されるクランク機構によって上下動し、かつラチエット機構によって回転する主軸が徐々に上動し、フック部材にかかる負荷が設定値に達したときそれを検知してモータに駆動停止信号を出力する制御部材とからなっている。
請求項(抜粋):
上端が開口し、かつ底部が下向き傾斜のテーパ面に形成された軸孔を有し、該軸孔の下部にテーパ面と対向する周壁にフック部材突出用窓が切欠き形成されたフック部材収納部を有する主軸と、この主軸の軸孔に上下動可能に嵌合された可動軸と、この可動軸の下端にピンで軸線に対し所定角度傾動可能に枢支され、可動軸の下動により主軸のテーパ面を摺動して傾動し成形面を前記窓から外方に突出するフック部材とからなる拡径治具と、この拡径治具の主軸を昇降可能に支持する拡径機とを具え、この拡径機は、拡径治具の主軸の外周に嵌合されたユニット類としての筒状金具やゴム輪を主軸と一緒に流体管に穿孔された分岐口に圧入するとともに、主軸を上下動かつ回転することにより可動軸の下動により傾動して窓から外方に突出するフック部材の成形面によって筒状金具の下端部を内側から外側に向かってラッパ状に拡径して外径が流体管に穿孔された分岐口の口径よりも大きい拡径部に成形するようになっている分水栓の取付装置において、前記拡径機は、ユニット類としての筒状金具やゴム輪の分岐口への圧入に際し、該ユニット類を昇降する昇降機構部と、拡径治具の主軸を上下動かつ回転する駆動機構部とからなっており、前記昇降機構部は、上下端開口し、下端開口部が流体管の外周に固定される穿孔機に着脱可能に固定される円筒状の固定支柱と、この固定支柱の外周面の軸方向に形成されたラックと噛合するギアなどの動力伝達機構と操作ハンドルを有して固定支柱の外周に嵌合され、操作ハンドルにより固定支柱の外周に沿って軸方向に移動可能な本体外筒と、上下端開口し、下端開口部がユニット類を保持する拡開状保持部に形成されているとともに、上端外周に本体外周の上端と係合する係合部を有して固定支柱の内周に嵌合され、本体外筒と一体に移動する円筒状の押圧軸と、前記本体外筒の操作ハンドルの近くに設けられ、押圧軸の移動に伴うユニット類の流体管の外周面に対する押圧度を表示する表示機構と、を具えており、前記駆動機構部は、本体外筒の上部に設置されたケースと、このケース内において押圧軸の上端開口部から突出した主軸を所定のストロークずつ上下動するクランク機構及び主軸を所定角度ずつ回転するラチエット機構と、このクランク機構及びラチエット機構を駆動する駆動部材と、この駆動部材により駆動されるクランク機構によって上下動し、かつラチエット機構によって回転する主軸が徐々に上動し、フック部材にかかる負荷が設定値に達したときそれを検知して駆動部材に駆動停止信号を出力する制御部材と、を具えていることを特徴とする分水栓の取付装置。
IPC (2件):
E03B 7/07 ,  F16L 41/06
FI (2件):
E03B 7/07 A ,  F16L 41/06

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