特許
J-GLOBAL ID:200903056248052512
バックアップ型コンピュータ装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
本庄 富雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-140074
公開番号(公開出願番号):特開平6-332562
出願日: 1993年05月19日
公開日(公表日): 1994年12月02日
要約:
【要約】【目的】 電源装置として商用電源の他に電池も使用できるようにされているバックアップ型コンピュータ装置において、動作速度を低下させることなく電力節約を図ること。【構成】 バックアップ型コンピュータ装置のクロック発生部5を、通常の周波数のクロックとそれより低い周波数のクロックを発生し得るものとしておく。そして、命令先読部2でCPUが実行する命令を連続して事前に読み取り、それらが共にCPUをアイドル状態とする命令であるかどうかを、命令分析部3で判定する。もしアイドル状態とする命令であれば、クロック周波数を低下させる。そうでなければ、クロック周波数を元の値に復帰させる。クロック周波数が低下される期間は電力の消費が少ないから、電源として電池を用いた場合、電池の寿命が長くなる。そして、少なくともCPUがアイドル状態でない期間にはクロック周波数は低下されないから、CPUの実質的な動作速度は低下しない。
請求項(抜粋):
CPU(中央演算処理装置)を動作させる命令を順次先読みする命令先読部と、前記命令先読部で読み取った連続する命令が共にCPUをアイドル状態とする命令であるか否かを判定する命令分析部と、前記CPUの動作のためのクロックであって周波数の異なるクロックを発生し得るクロック発生部と、連続する命令が共にCPUをアイドル状態とする命令である場合には前記クロックの周波数を低下させ、そうでない場合には前記クロックの周波数を増大させるクロック周波数変更部とを具えることを特徴とするバックアップ型コンピュータ装置。
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