特許
J-GLOBAL ID:200903056263496583

車両用摩擦クラッチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-244361
公開番号(公開出願番号):特開2000-213559
出願日: 1999年08月31日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 普通の車両への搭載性の点で優れ、フエーシングの挟み付け力とレリーズシリンダー装置の油圧との間の相関を簡単にかつ安定して求めることができ、かつ、ストローク効率が良い車両用摩擦クラッチ装置を提供する。【解決手段】 クラッチディスク12のフエーシング12bを、フライホイール11とこのフライホイール11と一体に回転するがフライホイール11に対して進退可能なプレッシャープレート13bとで挟み付けることによってエンジンと変速機との間のトルク伝達を行う車両用摩擦クラッチ装置で、油圧シリンダー装置18によりプレッシャープレート13bをフライホイールに向けて押圧させることでフエーシングの挟み付け力を発生させる。望ましくは、油圧シリンダー18装置のシリンダー18aとピストン18cとで形成させた作動油圧室18bの油圧を排出したときのピストン18cの復帰位置を、フエーシングの摩耗に追従して、作動油圧室18bの容積が拡大する方向へ移動させる位置調節装置20を設ける。
請求項(抜粋):
車両の変速機の入力軸と一体に回転するクラッチディスクのフエーシングを、車両のエンジンの出力軸と一体に回転するフライホイールとこのフライホイールと一体に回転するがフライホイールに対して進退可能なプレッシャープレートとで挟み付けることによってエンジンと変速機との間のトルク伝達を行わせる車両用摩擦クラッチ装置において、押圧力発生機構により前記プレッシャープレートを、前記プレッシャープレートと一体に回転するレバー機構を介して、前記フライホイールに向けて押圧させることで前記フエーシングの挟み付け力を発生させることを特徴とする車両用摩擦クラッチ装置。

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