特許
J-GLOBAL ID:200903056267422851

冊子の頁めくり装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-220390
公開番号(公開出願番号):特開平5-058079
出願日: 1991年08月30日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】 いかなる材質からなる冊子も確実に1頁づつめくり動作を行うことができる冊子めくり装置の提供を目的とする。【構成】 この発明は、第2の搬送ローラ5によって第1の搬送ローラ3に向けて冊子Tを搬送させると共に、その冊子の最上位の紙葉体T1に昇降可能な高摩擦部材7を圧接させて湾曲させ、その後、高摩擦部材を最上昇位置へ上昇させることにより湾曲した紙葉体をめくり返すようにした冊子の頁めくり装置において、前記高摩擦部材が最上位の紙葉体と圧接する最下降位置Pbから最上昇位置Paへ上昇するに際し、その高摩擦部材を圧接位置より僅かに上方の準下降位置Pcで一定期間係止させるようにすると共に、その係止期間中前記第2の搬送ローラを回転揺動させることにより最上位の紙葉体とそれより下方の紙葉体T2...とをさばくようにしたたものである。
請求項(抜粋):
所定の幅を有する複数枚の紙葉体からなる冊子を支持する支持テーブルと、前記支持テーブルに載置された冊子に圧接する第1の搬送ローラと、前記第1の搬送ローラを少なくとも一方向へ回転させ、これに圧接する冊子を少なくとも正方向へ移動させる第1のローラ駆動手段と、前記第1の搬送ローラの配設位置から正方向へ紙葉体の幅以下の間隔を介して配設されると共に、前記支持テーブルに載置された冊子に圧接する第2の搬送ローラと、前記第2の搬送ローラを両方向へ回転させ、これに圧接する冊子を正方向及び逆方向へ移動させる第2のローラ駆動手段と、前記第1の搬送ローラと第2の搬送ローラとの間において前記支持テーブルに対して昇降可能に保持された高摩擦部材と、前記高摩擦部材を昇降させ、冊子から上方に離間する最上昇位置と冊子の最上位の紙葉体に圧接する最下降位置とに選択的に位置させる昇降駆動手段と、前記冊子の端部が高摩擦部材の最下降位置に達したことを検出する検出手段と、を備え、前記搬送ローラによって第2の搬送位置から第2の搬送位置へ向けて搬送動作を行うと共に、その搬送動作過程において前記検出手段の検出結果に基づき前記高摩擦部材を最下降位置に保持させることにより冊子の最上位の紙葉体の移動を阻止して湾曲させ、その後前記高摩擦部材を最上昇位置へ上昇させることにより最上位の紙葉体をめくり返すようにした冊子の頁めくり装置において、前記昇降駆動手段によって最下降位置から上昇する高摩擦部材を、最下降位置より僅かに上方である準下降位置にて一定期間係止する係止手段を設けると共に、前記係止手段による高摩擦部材の係止期間中、前記第2の搬送ローラを回転揺動させるローラ駆動制御手段を設けたことを特徴とする冊子の頁めくり装置。
IPC (2件):
B42D 9/04 ,  B65H 41/00

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