特許
J-GLOBAL ID:200903056268368702
塗布方法及び塗布機
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-156548
公開番号(公開出願番号):特開2005-013989
出願日: 2004年05月26日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【課題】 気泡によるスジや泡などの塗布膜故障の発生を抑制する。【解決手段】 連続走行するウェブ11に湿潤膜厚が25μm以下となるように塗布を行う。移動台23の上の保持台21にダイ11をのせ、ダイ11の移動速度は3cm/秒以下とする。退避位置における塗布準備操作は、塗布液の溶媒として用いた充填液を吐出口13aから吐出させて行う。その後、塗布液に送液を切り替えて吐出口13aから出しながら、ダイ13を塗布位置に30mm/秒以下で移動させる。ダイ11のスロット15は、間隙G1が50μm以上200μm以下の部分であって充填液の流れ方向における長さが25mm以上の最も狭い部分を有し、この最も狭い部分の水平面に対する角度をスロット角θ1としたときに、15°≦θ1≦60°の範囲内の一定角度にダイ11を保持する。ダイ11内の残留気泡がなくなり、これに起因する塗布膜故障の発生が抑制される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内部にマニホールドと、一端が前記マニホールドに連結し他端が吐出口となっているスロットとを有するダイを用いて、液体を前記マニホールドに送って前記スロットの吐出口から吐出させ、走行するウェブに前記吐出口を近接させた塗布位置で前記吐出口とウェブとの間にビードを形成し、前記ビードから搬送上流側の前記ウェブ部分を減圧チャンバにより減圧して、前記ビードを介して前記ウェブに液体を塗布する塗布方法において、
前記ウェブから前記ダイが離れた退避位置で、前記吐出口が上を向き前記スロットが水平面に対して交差するように前記ダイを保持した状態で、液体をマニホールドに送って、この液体が前記吐出口から吐出されるまで送る第1送液工程と、
この第1送液工程の後に、さらに、第1送液工程で送られた液体と同じ液体をマニホールドに送って前記吐出口から液体の吐出しを行う第2送液工程と、
この第2送液工程の後に、前記マニホールドに液体を送って前記吐出口から液体を吐出させた状態で、前記ダイを退避位置から塗布位置に直線移動させる第3送液ダイ移動工程とを経て、
前記ウェブへの塗布を開始することを特徴とする塗布方法。
IPC (3件):
B05D1/26
, B05C5/02
, B05D7/00
FI (3件):
B05D1/26 Z
, B05C5/02
, B05D7/00 A
Fターム (32件):
4D075AC05
, 4D075AC72
, 4D075AC80
, 4D075AC84
, 4D075AC88
, 4D075AC91
, 4D075AC92
, 4D075AC93
, 4D075AC94
, 4D075AC97
, 4D075CA47
, 4D075DA04
, 4D075DB06
, 4D075DB07
, 4D075DB18
, 4D075DB33
, 4D075DB36
, 4D075DB38
, 4D075DB48
, 4D075DB53
, 4D075DC24
, 4D075DC27
, 4D075EA07
, 4D075EB07
, 4D075EB19
, 4F041AA12
, 4F041AB01
, 4F041BA05
, 4F041BA21
, 4F041BA34
, 4F041CA02
, 4F041CA12
引用特許: