特許
J-GLOBAL ID:200903056270945636

サスペンション制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-085421
公開番号(公開出願番号):特開平6-270634
出願日: 1993年03月19日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 減衰係数の頻繁な切換え設定を抑えることができるサスペンション制御装置を提供する。【構成】 相対変位検出装置7からの相対変位の値を領域設定された相対変位基準データと所定周期毎に比較し、前後する相対変位の値の一方が相対速度基準データ内で他方が相対変位基準データ外を示す領域通過回数をカウントし、所定時間内における領域通過回数と基準領域通過値との比較結果に基づいて減衰係数の切換えを行わない不感帯領域の領域の幅を調整するコントローラ20を有する。所定時間内における相対変位データの領域通過回数が基準領域通過値より大きい場合、上記不感帯領域の領域の幅を広くする。これにより、高速時や荒れた路面を走行する際等に、不感帯領域の幅が広くなって減衰係数の頻繁な切換え設定が抑制される。
請求項(抜粋):
コントローラに制御されて減衰係数の大きさを調整可能な減衰係数可変ショックアブソーバを、車両のばね上及びばね下間に介装し、ばね上とばね下との相対変位が不感帯領域を越えたとき前記減衰係数を調整するようにしたサスペンション制御装置において、ばね上とばね下との相対変位を検出する相対変位検出手段を設け、前記コントローラは、相対変位検出手段からの相対変位の値を領域設定された相対変位基準データと所定周期毎に比較し、前後する相対変位の値の一方が相対速度基準データ内で他方が相対変位基準データ外を示す領域通過回数をカウントし、所定時間内における領域通過回数と基準領域通過値との比較結果に基づいて前記不感帯領域の領域の幅を調整してなることを特徴とするサスペンション制御装置。

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