特許
J-GLOBAL ID:200903056272640824
汚水処理装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-184816
公開番号(公開出願番号):特開平6-031295
出願日: 1992年07月13日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 汚水中のBOD成分と窒素とを生物学的に同時に除去する汚水処理装置において、脱窒菌ないし硝化菌を固定化した担体を脱窒槽ないし硝化槽に投入したときに、これらの担体が各反応槽から流出したり、各反応槽の流出側に偏在することがなく、かつ維持管理の容易な装置を提供する。【構成】 各反応槽1の流出端2の手前に、仕切板4を垂直または斜めに、槽幅全体またはその一部にわたって設置し、かつ仕切板4下部に開孔部5を持たせることにより、この仕切板4と各槽流出端2との間の空間部に各槽内の液流動・攪拌の影響を遮るための静置ゾーン7を設ける。この静置ゾーン7での混合液3の上昇線速の最大値を、各槽1内での微生物固定化担体6の沈降速度の最小値より小さくなるようにする。
請求項(抜粋):
無酸素条件下で生物学的に脱窒を行う脱窒槽と、好気条件下で生物学的に硝化を行う硝化槽とをこの順に配列し、硝化処理水の一部を脱窒槽流入部に循環させる一方、残りの硝化処理水は沈殿池を経て流出させると共に、この沈殿池から引き抜かれた汚泥の一部または全部を脱窒槽流入部に返送させることにより、流入汚水中のBOD成分と窒素との同時除去を行う汚水処理装置において、脱窒槽に十分流動可能なように投入された沈降性を有する脱窒菌固定化担体と、硝化槽に十分流動可能なように投入された沈降性を有する硝化菌固定化担体とを有し、前記各槽の流出端手前に、仕切板を垂直または斜めに、槽幅全体またはその一部にわたって設置して、かつ仕切板下部に開孔部を持たせることにより、この仕切板と各槽流出端との間の空間部に各槽内の液流動・攪拌の影響を遮るための静置ゾーンを設け、さらにこの静置ゾーンでの混合液の上昇線速の最大値が、各槽内での微生物固定化担体の沈降速度の最小値より小さくなるように構成したことを特徴とする汚水処理装置。
IPC (5件):
C02F 3/34 101
, C02F 3/00
, C02F 3/06
, C02F 3/08
, C02F 3/10
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