特許
J-GLOBAL ID:200903056274573733
焼結含油軸受
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-114885
公開番号(公開出願番号):特開平10-306826
出願日: 1997年05月02日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 一の軸受部材で減少する油量を他の軸受部材から適宜供給でき、かつ軸受部材間に挟まれた空間の空気を確実に外部に放出させることを目的とする。【解決手段】 多孔質状の焼結合金により形成され、かつ回転軸1を挿通させる軸受孔5、11が設けられた2個の軸受部材4、10が、筒状部材3の中に互いの軸受孔5、11を離間させた状態で固定されてなり、軸受部材4は、軸受孔5より内径が拡げられかつ筒状部材3の長手方向に延びる拡径部6が設けられるとともに、この拡径部6の端部を軸受部材10に当接させるようにして設置され、軸受部材4、10同士の当接部分、及び軸受部材4外周面と筒状部材3内周面との間にわたって、拡径部6の内側空間と外部とを連通させる第1溝部8、テーパ部7、第2溝部9(通路部)が設けられている。
請求項(抜粋):
多孔質状の焼結合金により形成され、かつ回転軸を挿通させる軸受孔が設けられた軸受部材が、筒状部材の中に少なくとも2個嵌め込まれて互いの軸受孔を離間させた状態で固定されてなる焼結含油軸受であって、前記軸受部材の中、少なくとも一つは、前記軸受孔より内径が拡げられかつ前記筒状部材の長手方向に延びる拡径部が設けられるとともに、この拡径部の端部を他の軸受部材に当接させるようにして設置され、前記軸受部材同士の当接部分、及び当該軸受部材外周面と筒状部材内周面との間にわたって、前記拡径部の内側空間と外部とを連通させる通路部が設けられることを特徴とする焼結含油軸受。
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