特許
J-GLOBAL ID:200903056274698862
真空吸着装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
江藤 聡明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-146847
公開番号(公開出願番号):特開平5-318369
出願日: 1992年05月13日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 吸着すべき対象物を負圧吸引力により吸着する真空吸着装置について、一定の吸引可能領域のうち任意の領域のみを有効に吸引動作することができるようにすること。【構成】 吸着対象物の被吸着面に全体が当接される吸引開口10aを有する吸着パッド10を複数近接させて吸着パッド取付けボード12に固定した。該ボード12には各パッド10に対応した位置に貫通孔18が形成され、パッド10の吸引口11と連通している。更にこの貫通孔18はそれぞれ別個に真空発生手段(14、24、30)に連通されている。そして、外部入力装置からの入力信号に基づき上記真空発生手段を吸着制御部にて制御するようにした。これにより、各パッド10毎に吸着または非吸着を任意に制御することができ、隣接する不要な物体を同時に吸着してしまうことなく必要な対象物のみを的確に吸着することが可能である。
請求項(抜粋):
吸着対象物の被吸着面に全体が当接される吸着開口とこれに連通した吸引口とをそれぞれ有する複数の吸着パッドと、該複数の吸着パッドが前記吸引開口を外方に向けかつそれら吸引開口が相互に近接するように固定されたボードであって該吸着パッドの各固定位置には前記吸着パッドの吸引口に連通する貫通孔の形成された吸着パッド取付けボードと、該吸着パッド取付けボードの貫通孔の全てに各々独立して連通され各吸着パッド内を真空負圧状態(ON状態)または大気圧状態(OFF状態)に切換え設定可能な真空発生手段と、外部入力装置からの入力情報に基づき、前記真空発生手段に対し、各吸着パッドを前記ON状態またはOFF状態のいずれに切り換えるかの指示信号を送る吸着制御部と、を有し、前記指示信号に基づき前記複数の吸着パッドのうち一または複数の任意のパッドにて吸着動作を行うようにしたことを特徴とする真空吸着装置。
IPC (4件):
B25J 15/06
, B65H 3/08 350
, B65H 3/08 360
, B65H 5/14
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