特許
J-GLOBAL ID:200903056286169962

送信電力制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 敏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-058308
公開番号(公開出願番号):特開平6-276130
出願日: 1993年03月18日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】符号分割多元接続の移動通信システムにおいて、各基地局の信号対干渉雑音比が均一になる方向に制御し、通話品質を満足させる。【構成】自局の受信パワー設定値S(i+1)を、予め定めた原点を通る関数増加f(x)によって自局のパワー比SIRrと目標値SIRtとから、ΔP=f(SIRt-SIRr)なる関係で演算し、直前の時刻における受信パワー設定値S(i)に加えることによって更新する。しかし、S(i+1)が予め定めた受信パワー設定値の上限Pmax及び下限Pminを超えていたなら、S(i+1)をそれぞれPmax及びPminに更新設定する。また、送信電力制御処理では自局での受信パワーが設定値S(i+1)になるよう、各移動局の送信電力を制御する。結果、隣接する基地局のSIRが同じ値になる方向に制御される。
請求項(抜粋):
符号分割多元接続通信方式に基づいて基地局と移動局との通信が行われる移動通信システムにおいて用いる送信電力制御方法であって、各制御時刻毎に、注目している基地局の受信パワー設定値と注目している基地局における総受信パワーとから受信パワー設定値対総受信パワー比SIRrを演算する通信品質演算処理と、注目している基地局及びそれに隣接している基地局の受信パワー設定値対総受信パワー比の平均値を、目標値SIRtとして決定する目標値決定処理と、予め定めた原点を通る増加関数をf(x)として、前記目標値SIRtと前記受信パワー設定値対総受信パワー比SIRrとから更新量ΔPを、ΔP=f(SIRt-SIRr)なる関係で演算する更新量演算処理と、直前の時刻での注目している基地局の受信パワー設定値S(i)と前記更新量ΔPとを用い、現時刻における注目している基地局の受信パワー設定値S(i+1)を、S(i+1)=S(i)+ΔPなる関係で更新し、更に更新した受信パワー設定値S(i+1)が予め定めた受信パワー設定値の上限Pmax及び下限Pminを超えていたなら、注目している基地局の受信パワー設定値S(i+1)をそれぞれPmax及びPminと更新設定する受信パワー設定値更新処理と、注目している基地局の管理下の移動局に対して送信電力制御コマンドを送信し、注目している基地局の受信パワーが前記受信パワー設定値S(i+1)になるように制御を行う送信電力制御処理とを、設けたことを特徴とする送信電力制御方法。
IPC (2件):
H04B 7/26 102 ,  H04J 13/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平4-502841
  • 特開平2-192231

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