特許
J-GLOBAL ID:200903056286846387

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-183686
公開番号(公開出願番号):特開平6-159105
出願日: 1993年07月26日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 スプール弁を所望の位置に確実に制御する。【構成】 運転状態によって決定される目標相対回転角θaに、相対回転角θを近づけるためにスプール弁30のスプール31は移動する。このスプール31は、出力デューティ値Tdによって移動する。ここで学習進角デューティ値Taと温度補償デューティ値Tthwとの和としてTdが出力されると、スプール31は油圧通路60を開き始める位置へ移動する。この位置から偏差θa-θに応じたデューティによって進角側へ移動する。そして、相対回転角θがθaに近づいたとき、学習保持デューティ値Thが、上記Taに代わって出力されることによって、スプール31は油圧通路を閉じる位置に制御される。なお、遅角側への移動では、上記Taに代わって学習遅角デューティ値Trが出力される。
請求項(抜粋):
クランク軸と同期回転するクランク軸部材と、前記クランク軸部材から駆動力を受けて回転するカム軸と、前記クランク軸部材と前記カム軸との間に軸方向移動可能に配置され、前記クランク軸部材と前記カム軸との間の位相を変化させる油圧ピストンと、前記油圧ピストンの軸方向に設けられる油圧室と、前記油圧室に連通する油圧通路と、前記油圧通路に設けられ、前記油圧室へ供給される油量を開度に応じて調節する弁と、外部から入力される駆動信号に応じて、前記弁の開度を調節する駆動手段と、前記クランク軸と、前記カム軸との相対回転角を検出する相対回転角検出手段と、運転状態に応じて前記カム軸と前記クランク軸との目標相対回転角を算出する目標相対回転角算出手段と、前記相対回転角と前記目標相対回転角とに基づいて、前記相対回転角を前記目標相対回転角へ一致させるための前記駆動手段の駆動信号を算出する制御手段と、前記相対回転角検出手段で検出される前記相対回転角によって前記油圧ピストンの作動状態を検出し、前記油圧ピストンを所定の作動状態とする前記駆動手段の駆動信号を学習し、この学習値に基づき前記制御手段において算出される駆動信号を補正する学習手段とを備えたことを特徴とするバルブタイミング調整装置。
IPC (4件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02D 11/06 ,  F02D 45/00 340
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-175430
  • 特開平2-308909

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