特許
J-GLOBAL ID:200903056296623033

ヌクレオシド類似体の立体選択的合成

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-598654
公開番号(公開出願番号):特表2002-538780
出願日: 2000年02月11日
公開日(公表日): 2002年11月19日
要約:
【要約】【課題】 立体化学的に純粋なヌクレオシド類似体及びその前駆体の新規合成法を提供する。【解決手段】 立体化学的に純粋なジオキソラン・ヌクレオシド類似体を製造する方法を提供する。本方法は、次式A又は次式B:【化1】〔式中、Wはベンジル基又はベンゾイル基を表し、R1 は炭素原子数1ないし6のアルキル基及び炭素原子数6ないし15のアリール基からなる群から選択される〕により表されるアノマー混合物からβ-アノマー及びα-アノマーを分離するために加水分解酵素を使用することを含む。
請求項(抜粋):
次式A又は次式B;【化1】〔式中、 Wはベンジル基又はベンゾイル基を表し、そしてR1 は炭素原子数1ないし6のアルキル基及び炭素原子数6ないし15のアリール基からなる群から選択される〕で表されるβ-アノマーとα-アノマーとのアノマー混合物から立体選択的にジオキソラン・ヌクレオシド類似体を製造する方法であって、 優先的に一方のアノマーを立体選択的に加水分解するために、前記混合物を、コレステロール・エステラーゼ、加水分解酵素ESL-001-02、馬肝臓エステラーゼ、牛膵臓蛋白分解酵素、α-キモトリプシン、ステレプトマイセス カエスピトーシス(Streptomyces caespitosis)由来の蛋白分解酵素、バシラス リッケンフォーミス(Bacillus licheniformis)由来のサブスチリシン(substilisin)、アスパラギラス オリザエ(Aspergillu oryzae)由来の蛋白分解酵素、バシラス リッケンフォーミス(Bacillus licheniformis)由来の蛋白分解酵素、ステレプトマイセス グリセウス(Streptomyces griseus)由来の蛋白分解酵素、アスパラギラス メレウス(Aspergillus melleus)由来のアシラーゼ、バシラス サブチリス(Bacillus subtilis)由来の蛋白分解酵素、加水分解酵素ESL-001-05、ステレプトマイセス グリセウス(Streptomyces griseus)由来のプロナーゼ蛋白分解酵素、ライゾパス アライザス(Rhizopus arrhizus)由来の脂肪分解酵素、シュードモナス(Pseudomonas)属のタイプB種由来のリポ蛋白脂肪分解酵素、シュードモナス セパシア(Pseudomonas cepacia)由来の脂肪分解酵素並びに細菌性蛋白分解酵素からなる群から選択される酵素により立体選択的に加水分解して、前記式中のR1 がHで置換された生成物を形成させ、 加水分解を受けていない出発物質から前記生成物を分離し、 C4位の官能基(COOR1 )をプリニル基又はピリミジニル基、或いはその類似体又は誘導体で立体選択的に置換することからなる方法。
IPC (9件):
C12P 41/00 ,  C12R 1:465 ,  C12R 1:10 ,  C12R 1:69 ,  C12R 1:545 ,  C12R 1:66 ,  C12R 1:125 ,  C12R 1:845 ,  C12R 1:38
FI (9件):
C12P 41/00 F ,  C12R 1:465 ,  C12R 1:10 ,  C12R 1:69 ,  C12R 1:545 ,  C12R 1:66 ,  C12R 1:125 ,  C12R 1:845 ,  C12R 1:38
Fターム (5件):
4B064AE45 ,  4B064AE58 ,  4B064CA21 ,  4B064CB06 ,  4B064CD27

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