特許
J-GLOBAL ID:200903056300560807

脂質に被包された治療剤の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-510431
公開番号(公開出願番号):特表2003-504391
出願日: 2000年07月14日
公開日(公表日): 2003年02月04日
要約:
【要約】帯電した治療剤が脂質で十分に被包された治療剤の粒子は、予め形成された脂質小胞を含有する脂質組成物と、帯電した治療剤と、不安定化剤とを結合させて、不安定化溶媒中で予め形成された小胞と治療剤の混合物を形成することによって調製される。該不安定化溶媒は、該予め形成された脂質小胞を崩壊することなく該脂質小胞の膜を不安定化するのに有効である。前記の得られた混合物は、前記予め形成された脂質小胞の内部に前記治療剤を被包させるのに十分な時間の間、定温放置される。次いで、前記不安定化剤は除去されて、脂質で十分に被包された治療剤の粒子が生成される。前記の予め形成された脂質小胞は、前記帯電した治療剤の電荷と反対の電荷を持つ帯電脂質と、凝集を制御するための立体構造の障壁部分を有する修飾脂質とを含有する。
請求項(抜粋):
帯電した治療剤の、脂質で十分に被包された治療剤粒子を製造する方法であって、 予め形成された脂質小胞から成る脂質組成物と、帯電した治療剤と、不安定化溶媒中で予め形成された小胞と治療剤の混合物を形成するための不安定化剤とを混合する工程であって、不安定化溶媒は、予め形成された脂質小胞を崩壊することなく脂質小胞の膜を不安定化するのに有効であり、 予め形成された脂質小胞の内部に治療剤を被包するのに十分な時間、前記混合物を定温放置する工程、 前記不安定化剤を除去する工程、からなり、予め形成された脂質小胞が、帯電した治療剤の電荷と反対の電荷を持つ帯電脂質と、凝集を制御するための立体構造の障壁部分を有する修飾脂質からなり、及び、修飾脂質が、予め形成された小胞の凝集を遅らせるものの妨げない有効な量で、予め形成された小胞中に存在する、上記製造方法。
IPC (10件):
A61K 9/127 ,  A61K 31/7125 ,  A61K 45/00 ,  A61K 47/10 ,  A61K 47/12 ,  A61K 47/16 ,  A61K 47/18 ,  A61K 47/24 ,  A61K 47/28 ,  A61K 48/00
FI (10件):
A61K 9/127 ,  A61K 31/7125 ,  A61K 45/00 ,  A61K 47/10 ,  A61K 47/12 ,  A61K 47/16 ,  A61K 47/18 ,  A61K 47/24 ,  A61K 47/28 ,  A61K 48/00
Fターム (29件):
4C076AA19 ,  4C076DD19H ,  4C076DD19Q ,  4C076DD37Y ,  4C076DD43Y ,  4C076DD52F ,  4C076DD63H ,  4C076DD70H ,  4C076FF21 ,  4C076FF66 ,  4C084AA01 ,  4C084AA02 ,  4C084AA03 ,  4C084AA13 ,  4C084AA17 ,  4C084BA05 ,  4C084BA35 ,  4C084CA62 ,  4C084MA05 ,  4C084MA24 ,  4C084NA10 ,  4C084NA14 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086EA16 ,  4C086MA03 ,  4C086MA05 ,  4C086MA24 ,  4C086NA14

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