特許
J-GLOBAL ID:200903056304469332
ディーゼルエンジンの急加速時の燃料噴射量制限装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-270914
公開番号(公開出願番号):特開平8-128337
出願日: 1994年11月04日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 急加速時の黒煙の発生を円滑に防止し、過給機を付設しないディーゼルエンジンにも適用可能にする。【構成】 調速レバー2と、流体圧入手段3と、燃料制限作動手段4とから構成し、調速レバー2を空気圧入手段3を介して燃料制限作動手段4の流体受容室10に連通し、燃料制限ロッド8を流体受容室10の流体圧と戻しバネ12のバネ力とで燃料の増・減量方向に変移可能にし、流体受容室10をオリフィス16に連通し、燃料制限ロッド8をガバナレバー1と調量ラックの一方に燃料減量側に向けて連動する。調速レバー2の作動力を調量ラックに伝達して燃料噴射量を減量側に規制し、空気不足を解消して黒煙を防止する。また、調速レバー2を作動源とするので、過給機を付けないディーゼルエンジンにも適用可能になる。
請求項(抜粋):
ディーゼルエンジン(E)にガバナレバー(1)を枢支し、ガバナウエイト(17)をガバナレバー(1)の入力部(18)に、ガバナレバー(1)の出力部(19)を燃料噴射ポンプ(20)の調量ラック(22)に夫々連動し、ガバナレバー(1)をガバナスプリング(23)を介して調速レバー(2)に連結し、ガバナレバー(1)をガバナウエイト(17)のガバナフォース(GF)とガバナスプリング(23)のスプリングフォース(SF)との不釣り合い力で揺動可能に構成したディーゼルエンジンにおいて、調速レバー(2)と、流体圧入手段(3)と、燃料制限作動手段(4)とから構成して、上記流体圧入手段(3)は、作動ケース(21)内の加圧体(5)の作動により流体を押圧可能に構成され、上記燃料制限作動手段(4)は、作動ケース(7)内を燃料制限ロッド(8)を介して流体受容室(10)とバネ室(11)に区画し、バネ室(11)に戻しバネ(12)を収容し、燃料制限ロッド(8)を戻しバネ(12)で燃料増量方向(R)に付勢するように構成され、上記調速レバー(2)の出力部(13)を流体圧入手段(3)を介して燃料制限作動手段(4)の流体受容室(10)に連動して、流体圧入手段(3)の加圧体(5)の流体加圧力を流体受容室(10)に伝達可能に構成し、上記燃料制限作動手段(4)の流体受容室(10)の流体排出路(27)にオリフィス(16)を介装し、上記燃料制限ロッド(8)を作動ケース(7)内で流体受容室(10)の流体圧と戻しバネ(12)のバネ力とで燃料噴射量の増減方向に変移可能に構成して、燃料制限ロッド(8)の出力部(8a)を上記ガバナレバー(1)と調量ラック(22)とのいずれかに燃料増量側(R)から減量側(L)に向けて作動させるように構成したことを特徴とするディーゼルエンジンの急加速時の燃料噴射量制限装置。
IPC (3件):
F02D 1/02 321
, F02D 1/10
, F02D 45/00 312
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