特許
J-GLOBAL ID:200903056318320005

エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパ ネル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-270881
公開番号(公開出願番号):特開平10-119687
出願日: 1996年10月14日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 良好な外観品質を維持しつつ、表皮を開裂部に沿って迅速に開裂させる。【解決手段】 エアバッグドア部26を一体に有するインストルメントパネル10において、基材16と同一材質のインナドア22によってバッグ膨張用の開口20を閉塞すると共に、インナドア22の裏面側に横方向ノッチ58A及び縦方向ノッチ58Bから成る十字状のノッチ58を形成した。従って、インナドア22の表面側はフラットな面となるので、表皮14に隆起部等が生じることはなく、良好な外観品質を維持できる。また、インナドア22が膨張圧で開裂する際には、横方向ノッチ58Aと縦方向ノッチ58Bとが交差する部位が盛り上がりつつ開裂し、その際に開裂片にシャープエッジができる。このため、表皮14の横方向開裂部28Aをその中央部から迅速に開裂させることができる。
請求項(抜粋):
車室内側に配置され、助手席側の裏面側に互いに離反する方向へ両開きさせるための横方向開裂部及び縦方向開裂部を含んで構成される開裂部を備えた表皮と、この表皮の裏面側に離間して配置されると共に開裂部と対向する位置に開口を有し、更にバッグ膨張圧によって両開き可能に形成されかつ未展開状態では当該開口を閉塞するインナドア部を開口裏面側に備えた所定硬度の基材と、この基材と表皮との間に配置された発泡層と、を含んだ積層構造とされることにより構成されたエアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネルであって、インナドア部の裏面側に、表皮における横方向開裂部の中央部にバッグ膨張圧による応力を集中させるノッチを形成した、ことを特徴とするエアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネル。
IPC (2件):
B60R 21/20 ,  B60K 37/00
FI (2件):
B60R 21/20 ,  B60K 37/00 B

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