魚釣り用の感電衝撃付与装置

発明者： ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (1件)：小林将高
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-194198
公開番号（公開出願番号）：特開平8-056533
出願日： 1994年08月18日
公開日（公表日）： 1996年03月05日
要約：

【要約】【目的】大形魚を釣り上げる際に魚に電気的な衝撃を与えて感電死又は仮死状態に陥れて、対抗させないようにし、また、漁夫が誤って感電することがないようにする。【構成】低電圧の直流電源16を入力とし、低周波発振器21の出力を変圧器23で昇圧するスイッチングレギュレータ20の出力を衝撃付与出力とし、この出力を2本の絶縁された第1,第2の導線12,14でそれぞれ釣竿11の先端の釣針13,電極15まで導く。第1の導線の長さを適切にとると、海水中ではこの電極と釣針との間の電気抵抗が100Ωオーダーの使い易い値となることを利用して、この値をしきい値に選び、スイッチングレギュレータをこのしきい値以下のときだけ作動させ、所定のしきい値(例えば1kΩ)を超えたときは作動しないような切換え手段30を備えた。

請求項（抜粋）：

垂れ下がる釣糸と、該釣糸の先端に取り付けられた釣針とで成る魚釣り具(10)とともに使用する魚釣り用の感電衝撃付与装置であって:直流電源(16)と;該直流電源からの出力を受けて感電衝撃用の一対の極性をもつ出力を発生する端子を有するスイッチングレギュレータ(20)と;該スイッチングレギュレータの第1の極性の出力端子に接続され、所定の長さにわたって延在する釣糸を構成して、釣糸の先端に取り付けられた導電性を有する釣針(13)に該第1の極性の出力を給電する絶縁被覆された第1の導線(12)と;該第1の導線の途中に該第1の導線と絶縁して取り付けられた電極(15)と;該スイッチングレギュレータの第2の極性の出力端子に接続され、該第1の導線と並んで釣竿の手元側から先端部まで延在し、該電極に該第2の極性の出力を給電する第2の導線(14)と;該第1又は第2の出力端子の少なくとも一方に接続されたスイッチ(29)と;該スイッチが閉であり、該釣針と該電極間の電気抵抗が所定しきい値以下であるときは該スイッチイングレギュレータを作動させてその出力端子を活性状態とし、該スイッチが開もしくは該釣針と該電極間の電気抵抗が所定のしきい値を越えたときは該スイッチングレギュレータを不動作としてその出力端子を不活性状態とする切換え手段(40)と;で構成された魚釣り用の感電衝撃付与装置。

前のページに戻る