特許

J-GLOBAL ID：200903056331217108

芳香族スルフイド/スルホン重合体の製造法

発明者： 早川 均 ,  松木 光一郎 ,  川端 隆広 ,  能登 好文
出願人/特許権者： 大日本インキ化学工業株式会社
代理人 (1件)： 高橋 勝利
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-193158
公開番号（公開出願番号）：特開平5-032782
出願日： 1991年08月01日
公開日（公表日）： 1993年02月09日
要約：

【要約】【目的】耐熱性、難燃性、機械的特性に優れ、成形性が良いなどバランスのとれた新規な非晶性の芳香族スルフィド/スルホン重合体について、品質の安定したものを経済的に生産する方法を提供する。【構成】有機溶媒中で、4,4-ジハロジフェニルスルホン(A)とスルフィド化剤(B)例えばNa2S・5H2Oを、該(B)中の硫黄1モル当たり(A)を0.45〜0.53モルの範囲で反応させ、次いでこれにジハロ芳香族化合物(C)例えばジクロルベンゼンを加えて反応させてなる、一般式[-S-Ar-S-φ-SO2-φ-](但し、-Ar-は芳香族残基、-φ-はp-フェニレン基を示す)で示される繰り返し単位を90%以上有する芳香族スルフィド/スルホン重合体の製造法。

請求項（抜粋）：

有機溶媒中で、ジハロジフェニルスルホン(A)とスルフィド化剤(B)を該スルフィド化剤(B)の硫黄1モル当たりジハロジフェニルスルホン(A)を0.45〜0.53モルの範囲で反応させ、その後、これに置換基を有してもよいジハロベンゼンまたは同ジハロナフタリンのジハロ芳香族化合物(C)をジハロジフェニルスルホン(A)とジハロ芳香族化合物(C)を反応させることを特徴とする一般式[-S-Ar-S-φ-SO2-φ-] (但し、-Ar-は置換基を有してもよいフェニレン基または同ナフタレン基を、-φ-はp-フェニレン基を示す。))で示される繰り返し構造単位を有する芳香族スルフィド/スルホン重合体の製造法。

IPC (2件)：

C08G 75/20 NTV ,  C08G 75/02 NTX

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平2-103234
  
• 特開昭63-278935
  
• 特開平3-076812
  
• 特開昭64-065134