特許
J-GLOBAL ID:200903056342121021

高炉への粒状固体燃料吹込み用ランス及びそれを使用した高炉への粒状固体燃料の吹込み方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-131519
公開番号(公開出願番号):特開2000-328115
出願日: 1999年05月12日
公開日(公表日): 2000年11月28日
要約:
【要約】【課題】 ランス先端部における微粉炭の詰まりと、ランス内冷却水路の抵抗増大を解消することにより、従来レベルの微粉炭燃焼性を維持しつつ、従来よりも多量の微粉炭を吹き込むことができ、且つ寿命延長が可能な高炉への微粉炭吹込み用ランスを開発する。【解決手段】 二重管構造の水冷ランスにし、内管9内部を粒状固体燃料の流路とし、内管9と外管10との空隙を冷却水路8とし、ランスの先端部に粒状固体燃料吹出し口を一つ設ける。その前方に粒状固体燃料流れを分散させる反射体1を設ける。冷却水路8は管軸方向に仕切り体11を入れて作り、ランス先端行きとその戻り水路を作る。ランスを高炉炉壁のブローパイプに挿入し、粒状固体燃料流れの分散方向が互いに交差せず、且つその流れがブローパイプ内面及び羽口内面に衝突しないようにランスの設計及び取付けを行なう。
請求項(抜粋):
高炉内に粒状固体燃料を吹き込むための二重管構造の水冷ランスであって、内管内部が前記粒状固体燃料の流路を構成すると共に、前記内管と外管との空隙が冷却水路を構成し、前記ランスの先端部に前記粒状固体燃料の吹出し口が一つ設けられており、当該吹出し口の前方には、当該吹出し口から吹き出した前記粒状固体燃料流れに衝突してこれを分散させるための反射体が設けられており、そして、当該ランスの冷却水路は、前記内管と外管との空隙が円周方向に所定の間隔を空けて管軸方向に平行に設けられた複数本の仕切り体により複数条の空間に分割され、且つ当該ランスの先端部行き水路と当該先端部からの戻り水路とに形成されていることを特徴とする、高炉への粒状固体燃料吹込み用ランス。
Fターム (2件):
4K015AD02 ,  4K015AD03

前のページに戻る