特許
J-GLOBAL ID:200903056344908568

計測用の超音波トランスジューサー

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-114130
公開番号(公開出願番号):特開平11-295281
出願日: 1998年04月08日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】【課題】 熱応力や応力変動を受ける機械部品の負荷及び残留応力、ボルトの軸力、各種材料の弾性率、内部摩耗の超精密計測を可能にする。【解決手段】 超音波トランスジュ-サ-1のケ-ス2の内部には、少なくとも、ポリマ-質のダンパ-3及び基板状の圧電素子4が組込まれている。圧電素子4の内表面4aには、リ-ド線6aに接続される電極7が設けられるとともに、外表面4bが被計測物8に直接接触するように構成されている。圧電素子4中には、分極された縦波発生用の圧電ドメイン及び横波発生用の圧電ドメインの二種類が存在し、前記電極7及び被計測物8を利用して印加電圧したときには、縦波の超音波及び横波の超音波が圧電素子4から被計測物8に向って同時発信する。これによって、縦波及び横波超音波の同時計測が可能になり、分散していない混合相組織の計測もでき、試料の厚さの制約も受けない。
請求項(抜粋):
ケ-ス2内には、少なくともダンパ-3及び基板状の圧電素子4が組込まれるようにした計測用の超音波トランスジュ-サ-において、前記圧電素子4は、ケ-ス2内では、電極7を備えた内表面4aが位置し、また被計測物8側では、被計測物8に直接接触する露出した外側面4bが位置するようになっており、しかも圧電素子4中には、分極された縦波発生用の圧電ドメイン及び横波発生用の圧電ドメインの二種類が存在して、前記電極7及び被計測物8を利用して印加電圧したときには、縦波の超音波及び横波の超音波が圧電素子4から被計測物8に向って同時発信するようにしたことを特徴とする計測用の超音波トランスジュ-サ-。
IPC (2件):
G01N 29/24 ,  H04R 17/00 330
FI (2件):
G01N 29/24 ,  H04R 17/00 330 A

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