特許
J-GLOBAL ID:200903056348372662
範囲指定可能なキャッシュ一致保証機能を有するマルチプロセッサシステム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-058332
公開番号(公開出願番号):特開平6-274461
出願日: 1993年03月18日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】大規模なマルチプロセッサシステムにおいて、高速でかつプロセッサ間の通信量を低減可能なキャッシュ一致保証を行い得るシステムの提供にある。【構成】プロセッサ200に内蔵されるアドレス変換バッファ220にキャッシュ一致保証の範囲を指定できる属性情報223を保持し、プロセッサーメモリインターフェース装置300内に、キャッシュ一致保証属性情報223に応じて、クラスタ100内でのみキャッシュ一致保証すれば良いのか、システム内の全キャッシュメモリ240を対象にキャッシュ一致保証すべきかを判定するキャッシュ一致保証制御機構310を設けた。【効果】データの特徴に合わせて、キャッシュ一致保証すべき範囲を限定することができ、キャッシュ一致保証制御の遅延を大幅に改善できる。また、メモリ読みだし/書き込みごとにシステム内の全てのプロセッサにブロードキャストする必要がなく、プロセッサ間の通信量を大幅に低減することが可能になる。
請求項(抜粋):
キャッシュメモリ及びアドレス変換バッファを有する少なくとも2以上のプロセッサと、ローカル共有メモリと、前記2以上のプロセッサとローカル共有メモリとに接続され前記プロセッサからのローカル共有メモリへのアクセスを制御するメモリインタフェース装置を有するクラスタをバスを介して複数接続し、前記クラスタ内のプロセッサからのグローバル共有メモリへのアクセスを制御するシステム制御装置を備えたマルチプロセッサシステムにおいて、前記プロセッサからのアクセスに対し、クラスタ内のキャッシュメモリのみを対象として一致保証すべきか、又はシステム内の全てのキャッシュメモリを対象として一致保証すべきかを識別する範囲属性情報を前記アドレス変換バッファに保持することを特徴とするマルチプロセッサシステム。
IPC (2件):
G06F 15/16 320
, G06F 12/08 310
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