特許
J-GLOBAL ID:200903056350263447

内燃機関の燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-013219
公開番号(公開出願番号):特開平9-209812
出願日: 1996年01月29日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】スロットル弁に異常が生じた場合であっても、燃焼不能となっり、出力の急増を招いたりすることなく、円滑な退避走行を図ることを可能とする。【解決手段】第1吸気弁6a及び第2吸気弁6b近傍のシリンダヘッド4内壁面周辺部には燃料噴射弁11が配置され、燃料噴射弁11からの燃料は直接的に気筒1a内に噴射される。吸気ダクト20内には、電子制御式のスロットル弁23が配設され、スロットル弁23の異常時にはバネにより全閉近傍状態とされる。スロットル弁23の異常が電子制御装置(ECU)30にて検出された場合、アクセル開度が所定開度以下の場合には、スロットル開度は固定され、原則成層燃焼による運転が実行される。所定開度より大きい場合には、スロットル開度はアクセル開度の増大に伴って増大し、理論空燃比での運転が実行され、要求される出力トルクが確保される。
請求項(抜粋):
成層燃焼及び均質燃焼を行うべく、内燃機関の気筒内に燃料を噴射する燃料噴射手段と、前記内燃機関の吸気通路内に設けられ、前記気筒内に供給される吸入空気量を調整するためのスロットル弁と、前記内燃機関の要求される運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記燃料噴射手段から前記気筒内に噴射される燃料噴射を制御する燃料噴射制御手段とを備えた内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記燃料噴射制御手段は、前記スロットル弁の異常を検出する異常検出手段と、前記異常検出手段により、前記スロットル弁の異常が検出されたとき、前記運転状態検出手段にて検出されたアクセル開度に応じて、前記燃料噴射手段から噴射される燃料の噴射形態を変更する噴射形態変更手段とを含んでいることを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-012153
  • 特開昭59-122742

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