特許
J-GLOBAL ID:200903056351270854

複数棟構造物間の制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 天野 泉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-200233
公開番号(公開出願番号):特開2000-027489
出願日: 1998年07月15日
公開日(公表日): 2000年01月25日
要約:
【要約】【課題】 隣接する複数棟の高層構造物の横揺れを互に共働して吸収しながら制振することのできる製作が簡単で施工の容易な制振装置を提供する。【解決手段】 高層の構造物同志を互に上部で繋ぐ片ロッド式の負荷シリンダ2と、当該負荷シリンダ2よりも太径で短いストロークを有する片ロッド式の油量補正用シリンダ7を備え、これら両シリンダ2,7のヘッド側とロッド側の油室10,12および11,13同志を前者から後者への作動油の流れに対して作用する逆止弁16,17付の固定絞り18,19とリリーフ弁20,21を並列に配置した弁モジュール14,15を通して互に連通すると共に、油量補正用シリンダ7におけるピストンロッド9の内部を中空に構成して作動油の洩れ分補給兼体積変化補償用のリザーバ22とし、当該リザーバ22を両側逆止弁24,25および26,27付きのリリーフ弁28からなる弁モジュール23を通して油量補正用シリンダ7のヘッド側とロッド側の油室12,13へと連通する。
請求項(抜粋):
高層の構造物同志を互に上部で繋ぐ片ロッド式の負荷シリンダと、当該負荷シリンダよりも太径で短いストロークを有する片ロッド式の油量補正用シリンダとを備え、これら両シリンダのヘッド側とロッド側の油室同志を前者から後者への作動油の流れに対して作用する逆止弁付の固定絞りとリリーフ弁を並列に配置した弁モジュールを通して相互に連通すると共に、油量補正用シリンダにおけるピストンロッドの内部を中空に構成して作動油の洩れ分補給兼体積変化補償用のリザーバとし、当該リザーバを両側逆止弁付きのリリーフ弁からなる弁モジュールを通して油量補正用シリンダのヘッド側とロッド側の油室へとそれぞれ連通したことを特徴とする複数棟構造物の制振装置。
IPC (4件):
E04H 9/02 351 ,  F16F 9/18 ,  F16F 9/32 ,  F16F 9/52
FI (4件):
E04H 9/02 351 ,  F16F 9/18 ,  F16F 9/52 ,  F16F 9/32 T
Fターム (4件):
3J069AA50 ,  3J069CC15 ,  3J069DD47 ,  3J069EE68

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