特許

J-GLOBAL ID：200903056353588215

自由曲面近似変換方法

発明者： 徳山 喜政
出願人/特許権者： 株式会社リコー
代理人 (1件)： 高野 明近
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-032496
公開番号（公開出願番号）：特開平7-244744
出願日： 1994年03月02日
公開日（公表日）： 1995年09月19日
要約：

【要約】【目的】 与えられた許容精度を参照して、任意の自由曲面を1枚のC1連続のNURBS曲面で近似し、かつ近似したNURBS曲面の境界が元の自由曲面の境界と一致するようにした。【構成】 まず、境界曲面をNURBS曲線に変換し(S1)、対面となる2本の境界曲線の次数を揃える(S2)。前記境界曲線のノットベクトルをマージし(S3)、パラメータ空間上にメッシュを構成する(S4)。これを利用して曲面上の近似曲線を求め、曲面のメッシュを構成し(S5)、メッシュごとに1つの双3次Bezierパッチで近似し(S6)、C1連続にする(S7)。Bezierパッチの精度を調べ(S8)、許容精度以上であれば、Bezierパッチの次数を調整し(S10)、元の境界曲線を近似したBezierパッチの境界に反映させ(S11)、すべての近似したBezierパッチを1枚のNURBS曲面にする(S12)。

請求項（抜粋）：

任意の自由曲面を他の自由曲面で近似する自由曲面近似変換方法において、与えられた許容精度を参照して近似し、任意の自由曲面を1枚の有理B-スプライン曲面で近似し、近似した有理B-スプライン曲面を構成するパッチ間の連続性がC1連続であり、近似した有理B-スプライン曲面の境界が元の自由曲面の境界と一致することを特徴とする自由曲面近似変換方法。