特許
J-GLOBAL ID:200903056366001060

熱可塑性エラストマー積層体を用いた逐次射出成形自動車内外装部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳原 成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-251626
公開番号(公開出願番号):特開平9-094925
出願日: 1995年09月28日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】 オレフィン系組成物を材料とし、耐傷付性に優れた自動車内外装部品を得る。【解決手段】 下記成分(A)および(B)を含む熱可塑性エラストマー組成物からなる表皮層とポリプロピレン樹脂からなる基材層とから構成される逐次射出成形自動車内外装部品。(A)超高分子量ポリオレフィン(a)と、低分子量ないし高分子量ポリオレフィン(b)からなり、135°Cデカリン溶媒中で測定した極限粘度〔η〕が3.5〜8.3dl/gのポリオレフィン組成物10〜50重量部;(B)スチレンまたはその誘導体の重合体ブロック(c)と、イソプレン重合体ブロックまたはイソプレン・ブタジエン共重合体ブロックであって、全イソプレン単位に対する1,2-位および3,4-位で結合しているイソプレン単位含有量が40%以上である重合体または共重合体ブロック(d)とからなるブロック共重合体90〜50重量部。
請求項(抜粋):
〔I〕(A)(a)135°Cデカリン溶媒中で測定した極限粘度〔η〕が7〜40dl/gの範囲にある超高分子量ポリオレフィンと、(b)135°Cデカリン溶媒中で測定した極限粘度〔η〕が0.1〜5dl/gの範囲にある低分子量ないし高分子量ポリオレフィンとから実質的になるポリオレフィン組成物であって、超高分子量ポリオレフィン(a)が、超高分子量ポリオレフィン(a)および低分子量ないし高分子量ポリオレフィン(b)の総重量100重量%に対して15〜40重量%の割合で存在し、かつ135°Cデカリン溶媒中で測定した極限粘度〔η〕が3.5〜8.3dl/gの範囲にあるポリオレフィン組成物10〜50重量部、および(B)(c)スチレンまたはその誘導体の重合体ブロックと、(d)イソプレン重合体ブロックまたはイソプレン・ブタジエン共重合体ブロックであって、全イソプレン単位に対する1,2-位および3,4-位で結合しているイソプレン単位含有量が40%以上である重合体または共重合体ブロックとからなる水素添加されていてもよいブロック共重合体90〜50重量部〔成分(A)および(B)の合計量は100重量部である〕を含む熱可塑性エラストマー組成物からなる表皮層、並びに〔II〕ポリプロプレン樹脂、または無機フィラーとポリプロピレン樹脂との組成物からなる基材層から構成される逐次射出成形自動車内外装部品。
IPC (6件):
B32B 27/32 ,  B29C 45/16 ,  B32B 25/08 ,  B62D 29/04 ,  C08L 23/02 LCN ,  C08L 53/02 LLY
FI (6件):
B32B 27/32 E ,  B29C 45/16 ,  B32B 25/08 ,  B62D 29/04 Z ,  C08L 23/02 LCN ,  C08L 53/02 LLY

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