特許
J-GLOBAL ID:200903056367218828
電力貯蔵装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
長澤 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-243815
公開番号(公開出願番号):特開2008-062826
出願日: 2006年09月08日
公開日(公表日): 2008年03月21日
要約:
【課題】直流き電区間における電力デマンドのピークを低減すること。【解決手段】直流き電区間の変電所間に、蓄電装置7を有する電力貯蔵装置が設置される。電力貯蔵装置の制御部21は、デマンドの平均電力を計算する周期(例えば30分)と同期して、架線における電力損失量の積算値および架線電圧VLが設定値より低下した時間の割合に基づき、デマンド増加およびデマンドピークを検出する。そして、前記周期の2/3を経過した時点での結果を判定して出力する。デマンドの増加が検出されると、上記スイッチング素子3,4を制御して、蓄電装置7を充電し蓄電装置7の蓄電量を上昇させる。また、デマンドのピークが検出されると、上記スイッチング素子3,4を制御して、蓄電装置7を放電させ、電力デマンドのピークを抑制させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
単位時間当たりの電力需要量の積算値である電力デマンドのピークを抑制するための直流電鉄用の電力貯蔵装置であって、
上記電力貯蔵装置は、蓄電装置と、直流電力を供給する架線と該蓄電装置との間に接続されたDC-DCコンバータと、上記架線電圧を検出する第1の電圧検出器と、上記蓄電装置の電圧を検出する第2の電圧検出器と、上記蓄電装置の充放電電流を検出する電流検出器と、
上記第1、第2の電圧検出器により検出された架線電圧、蓄電装置電圧、および上記電流検出器により検出された充放電電流に基づき、上記DC-DCコンバータを制御して、上記蓄電装置の充電、放電を制御する制御部とを備え、
上記制御部は、
架線における電力損失および/または架線電圧が所定値より低下した時間の割合に基づき、電力デマンドの増加と、電力デマンドのピークを検出するデマンド検出手段と、
電力デマンド増加およびデマンドピークが共に検出されないとき、架線電圧と蓄電装置電圧に応じた通常時蓄電装置電流指令値を出力し、
上記デマンド検出手段によりデマンドの増加が検出されたとき、上記蓄電装置を充電して蓄電装置の蓄電量を上昇させるためのデマンド増加時蓄電装置電流指令値を出力し、
上記デマンド検出手段によりデマンドのピークが検出されたとき、上記蓄電装置を放電させ、電力デマンドのピークを抑制するためのデマンドピークカット蓄電装置電流指令値を出力する充放電電流指令値生成手段と、
上記充放電電流指令値生成手段により生成された電流指令値に応じて、上記DC-DCコンバータを制御して蓄電装置の充放電電流を制御する制御手段とを有する
ことを特徴とする電力貯蔵装置。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
出願人引用 (1件)
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直流電圧給電装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-017097
出願人:株式会社東芝, 東海旅客鉄道株式会社
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