特許
J-GLOBAL ID:200903056374330218

パラメータ次元可変型同定方法及び適応制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野萩 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-145303
公開番号(公開出願番号):特開平5-341807
出願日: 1992年06月05日
公開日(公表日): 1993年12月24日
要約:
【要約】【目的】入出力信号が定値化して可同定条件である励振性が低下しても、制御対象の同定とその結果に基づく適応制御の精度を良好に保つ。【構成】プラント(11)の入出力信号から適応ゲインを計算し(121)、適応ゲイン行列のトレースを評価して、推定するパラメータの次元を、このトレースが大きくなれば縮小し、このトレースが小さくなれば拡大する(122)。こうして決定された次元のパラメータを推定し(123)、推定されたパラメータから制御系パラメータを決定して(13)、適応制御を行なう。パラメータの次元を限界まで縮小しても適応ゲインが過大な場合には、同定用信号(Id)を付加し、その振幅を適応ゲイン行列のトレースに応じて調整する(15、16)。
請求項(抜粋):
制御対象の入出力信号の計測値に基づいて前記制御対象の数学モデルのパラメータをコンピュータにより推定する同定処理において、前記入出力信号の励振性を評価し、推定するパラメータの次元を、前記評価の結果に基づいて、前記励振性の下で推定可能な次元に決定することを特徴とする同定方法。

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