特許
J-GLOBAL ID:200903056374500172

防爆安全装置を備えた角形電気化学素子とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-312916
公開番号(公開出願番号):特開平8-171898
出願日: 1994年12月16日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 角形電気化学素子の防爆安全装置に感圧電流遮断機構を設けることにより安全性を向上させる。【構成】 封口板1はその中央にボス部1aが形成され、内部端子板3及び外部端子板7はその中央にガス抜き孔7aが形成されており、感圧板5は撓みやすくて破断しやすい厚みの薄い円板部5bの外周に円筒部5aが連続しており、封口ガスケット2の内部に内部端子板3と感圧板5とを順次圧入・積層し、この封口ガスケット2を封口板1のボス部1a内に圧入し、感圧板5と内部端子板3とを凸部5cで溶接するとともにリードタブ12の先端を内部端子板3の下面側に溶接する。外部端子板7を封口ガスケット2の開口縁部に載置、押え板9を封口板1に溶接、封口板1の外周とケース10の開口部内周とを溶接して、ケース10を密封する。
請求項(抜粋):
有底角形のケース10と、このケース10に収納された電気化学要素11と、該ケース10の矩形の開口部を塞いだ蓋要素とからなる角形電気化学素子であって、該蓋要素は、封口板1と、封口ガスケット2と、内部端子板3と、感圧板5と、外部端子板7とを有し、該封口板1はその中央に下方に突出するボス部1aが形成された金属板で該ボス部1aはその突出端から内方に延出するフランジ部1bが連続しており、該封口ガスケット2は円筒形樹脂であり、該内部端子板3及び該外部端子板7はその中央にガス抜き孔3a,7aが形成された剛性の比較的大きな円形金属板であり、該感圧板5は撓みやすくて破断しやすい厚みの薄い円板部5bの外周に円筒部5aが連続しており、該内部端子板3と該感圧板5と該外部端子板7とは下方から順次積層された状態で該封口ガスケット2を介して該封口板1の該ボス部の内部に嵌合され、該感圧板5の該円筒部5aの上端面は該外部端子板7の下面に圧接され、該感圧板5と該内部端子板3の少なくとも一方の中央部分に形成された凸部5cでのみ両者が接触するとともにその接触部分が局部的に密着されることにより一体的な該蓋要素が構成され、該電気化学要素11の一方の電極に接続されたリードタブ12の先端が該内部端子板3の下面に接続され、該ケース10の開口部と該封口板1とが気密に嵌合されることにより該ケース10が密封されてなることを特徴とする防爆安全装置を備えた角形電気化学素子。
IPC (2件):
H01M 2/34 ,  H01M 2/12 101

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