特許
J-GLOBAL ID:200903056384551999

車両用冷房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-036435
公開番号(公開出願番号):特開平8-230451
出願日: 1995年02月24日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 蓄冷式熱交換器12と冷媒蒸発器10との間でヒートパイプを構成して、エンジン停止時における保冷性能の向上を図る。【構成】 冷凍サイクルの冷媒蒸発器10は、送風機17とともにユニットケース18に収容されて、クーリングユニット19として車両の屋根上に設置されている。また、冷媒蒸発器10と並列に接続された蓄冷式熱交換器12は、ユニットケース22に収容されて、蓄冷ユニット23としてクーリングユニット19の上部に設置されている。蓄冷運転を行う時は、蓄冷式熱交換器12への送風を停止して、蓄冷式熱交換器12へ減圧された低温の冷媒を流すことにより蓄冷式熱交換器12に冷熱が蓄えられる。エンジン停止後に保冷運転を行う時は、冷媒蒸発器10と蓄冷式熱交換器12とでヒートパイプを構成して、冷媒蒸発器10と蓄冷式熱交換器12の両方に送風して車室内を保冷する。
請求項(抜粋):
a)車室内へ通じる第1送風経路と第2送風経路とを有するケースと、b)このケース内に空気を導入して前記車室内へ送風する送風手段と、c)車両エンジンの動力を受けて作動する冷媒圧縮機、前記第1送風経路に配された冷媒蒸発器、この冷媒蒸発器と並列に接続されて、前記第2送風経路に配された蓄冷式熱交換器を備えた冷凍サイクルと、d)前記冷媒蒸発器と前記蓄冷式熱交換器との上流側合流点から前記冷媒蒸発器へ通じる冷媒配管を開閉する第1開閉弁と、e)前記冷媒蒸発器と前記蓄冷式熱交換器との上流側合流点から前記蓄冷式熱交換器へ通じる冷媒配管を開閉する第2開閉弁と、f)前記冷媒蒸発器と前記蓄冷式熱交換器との下流側合流点から前記冷媒圧縮機へ通じる冷媒配管を開閉する第3開閉弁と、g)前記冷凍サイクルの運転中に前記蓄冷式熱交換器で蓄冷する蓄冷モードが設定された時に、前記第1開閉弁を閉じて前記第2開閉弁を開き、且つ前記蓄冷式熱交換器への送風を停止する蓄冷運転制御手段と、h)前記エンジンが停止した状態で車室内を保冷する保冷モードが設定された時に、前記第1開閉弁、前記第2開閉弁、および前記第3開閉弁を全て閉じて、前記冷媒蒸発器および前記蓄冷式熱交換器へ送風する保冷運転制御手段とを備えた車両用冷房装置。
IPC (3件):
B60H 1/32 102 ,  B60H 1/32 ,  B60H 1/32 101
FI (3件):
B60H 1/32 102 R ,  B60H 1/32 102 U ,  B60H 1/32 101 D
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特開昭62-149509
  • 特開昭62-184915
  • 自動車用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-072958   出願人:東洋ラジエーター株式会社
全件表示

前のページに戻る