特許
J-GLOBAL ID:200903056388106388

排ガス熱回収装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-000179
公開番号(公開出願番号):特開2002-206701
出願日: 2001年01月04日
公開日(公表日): 2002年07月26日
要約:
【要約】【課題】 高圧給水加熱器及び低圧給水加熱器へ流入する排ガス中のSO3濃度が高くても前記加熱器の伝熱管の低温腐食を防止すること。【解決手段】 ボイラ排ガス流路23の上流側から順に給水を予熱する給水流路管9に接続した高圧給水加熱器2及び低圧給水加熱器3を配置し、低圧給水加熱器3で加熱されたボイラ給水を脱気器5で脱気させた後に高圧給水加熱器2へ供給し、低圧給水加熱器3入口の排ガス温度検出器13とSO2及び/又はSO3濃度検出器14と低圧給水加熱器3入口の給水温度検出器15の各検出値に基づき、高圧給水加熱器2をバイパスする給水流路10と該バイパス給水流路分岐後の高圧給水加熱器2の上流側の給水流路9aにある流量調節弁11、12の開度を制御装置17で調整し、低圧給水加熱器3の伝熱管が排ガス中の酸で腐食しない温度にして排ガスを通す。高低圧給水加熱器2、3の間のガス流路23にNH3注入装置7と電気集塵器8を配置して塵を除去した後に排ガスを低圧給水加熱器3に通して該加熱器3の目詰まりを防ぐ。
請求項(抜粋):
ボイラ等の燃焼装置の排ガス流路の上流側及び下流側にそれぞれ配置される高圧給水加熱器及び低圧給水加熱器と、高圧給水加熱器及び低圧給水加熱器を経由してボイラ等の燃焼装置に水を供給する給水流路とを備えた排ガス熱回収装置において、ボイラ給水の脱気を行う脱気器を前記高圧給水加熱器と低圧給水加熱器の間の給水流路に設け、前記脱気器の下流側の給水流路に前記高圧給水加熱器をバイパスして燃焼装置に水を供給するバイパス給水流路を接続し、前記低圧給水加熱器の上流側の排ガス流路に排ガス温度検出器と排ガス中の二酸化硫黄及び/又は三酸化硫黄濃度を検出する二酸化硫黄及び/又は三酸化硫黄濃度検出器を設け、低圧給水加熱器の上流側の給水流路に給水温度検出器を設け、さらにバイパス給水流路と該バイパス給水流路分岐後の高圧給水加熱器の上流側の給水流路にそれぞれ流量調節弁を設けたことを特徴とする排ガス熱回収装置。
IPC (4件):
F22B 1/18 ,  F22B 37/00 ,  F23J 15/04 ,  F23J 15/00
FI (5件):
F22B 1/18 C ,  F22B 1/18 M ,  F22B 37/00 B ,  F23J 15/00 E ,  F23J 15/00 Z
Fターム (5件):
3K070DA14 ,  3K070DA30 ,  3L021DA28 ,  3L021EA04 ,  3L021FA03

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