特許
J-GLOBAL ID:200903056392455524

容器のオーバーキャップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 暁夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-143675
公開番号(公開出願番号):特開平7-002269
出願日: 1993年06月15日
公開日(公表日): 1995年01月06日
要約:
【要約】【目的】容器の口部に対して、包装状態では浅く開封状態では深く嵌め込むようにしたオーバーキャップにおいて、口部の直径を胴径よりも小さくしたネックインタイプの容器であっても、ずれ動きなく積み重ねでき、しかも、包装工程で、オーバーキャップを容器にミスなく装着できるようにする。【構成】容器Aの口部の直径が胴部の直径よりも小径であっても、オーバーキャップ1の凹所8に容器Aを嵌め込みできるように、凹所8を上係合部7よりも上方に位置させる。凹所8における外周寄り部位の下面に下向きの突起10を設ける。包装工程において、傾いた姿勢にしたオーバーキャップ1の下部を、容器Aの口部で引っ掛けるとき、容器Aの口部がオーバーキャップの上係合部7に嵌まり込むことが、突起10にて阻止され、オーバーキャップ1の装着ミスが防止される。
請求項(抜粋):
口部の外周面に環状突起を形成して成る容器の前記口部に被嵌する周壁部と、該周壁部の上端に連接した天板部とを備え、前記周壁部の内周面に、口部に蓋体を嵌着した状態での容器における前記口部の環状突起に嵌まり係合する下係合部と、開封した状態での容器における口部の環状突起に嵌まり係合する上係合部とを形成し、前記天板部に、包装した状態で二つの容器を重ねたとき上段に位置した容器の底部が嵌まる凹所を形成して成るオーバーキャップであって、前記凹所を、前記上係合部と略同じ高さか又は上方に位置せしめ、この凹所における外周寄り部位の下面に、下向きの突起を、筒状又は円周方向に沿って断続的に形成したことを特徴とする容器のオーバーキャップ。

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