特許
J-GLOBAL ID:200903056394935957

燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-023394
公開番号(公開出願番号):特開平10-223240
出願日: 1997年02月06日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】リターンフロー方式のガス流路構成において、短絡流路を形成することなく、仕切り部に適量のガスが拡散し、優れた特性を有するものとする。【解決手段】入口マニホールド12より導入した燃料ガスを、燃料電極基材3に備えた3組のガス通流溝10A,10B,10Cを順次通流させ、出口マニホールド13より排出するリターンフロー方式の流路構成において、3組のガス通流溝を分離する仕切り部16A,16Bをガス透過性の低い材料より構成し、かつ、ガス通流溝10Aよりガス通流溝10Bへと反転して移行する部分、およびガス通流溝10Bよりガス通流溝10Cへと反転して移行する部分に、それぞれ小径の貫通孔17A,17Bを備えた隔壁を配して、各ガス通流溝の間の圧力差を高くし、ほぼ一様にすることによりガスの透過量を均一化する。
請求項(抜粋):
電解質を保持したマトリックスをガス通流路を備えた電極基材に触媒を担持してなる燃料電極と酸化剤電極により挟持して形成した単セルを複数積層して電池積層体を形成し、電池積層体の側面にマニホールドを配設して燃料ガスおよび酸化剤ガスを供給し、それぞれ燃料電極と酸化剤電極のガス通流路に通流して電気化学反応により発電する燃料電池において、少なくとも燃料電極の電極基材に備えられたガス通流路が、ガス透過性の低い仕切り部材を介して互いに隣接する通流溝群を通流するガスの通流向きをマニホールドにおいて反転させ、互いに相対する向きに通流させるリターン方式のガス通流路をなし、かつ、ガスの通流向きが反転するマニホールド、あるいはその近傍に、ガスの圧力損失を増大させる絞り機構を備えてなることを特徴とする燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/24
FI (2件):
H01M 8/02 R ,  H01M 8/24 M

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