特許
J-GLOBAL ID:200903056396573360
冷媒蒸発器およびこれを用いた車両用空調装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-248111
公開番号(公開出願番号):特開平8-110123
出願日: 1994年10月13日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】 蒸発器内に導入される冷媒流速とは関係無く、常にすべてのチューブに液冷媒が分配されるようにする。【構成】 プレート100にU字状のチューブ101を形成し、さらにチューブ101の両端に入口タンク102および出口タンク103を形成する。そしてチューブ101と入口タンク102との間に液冷媒を貯留するための保持部110を形成し、この保持部110に第1連通通路106を形成する。ここでこの通路106の冷媒流路面積に対する第2連通通路107の冷媒流路面積の比が2.5以上となるようにすることによって、冷凍サイクルの高圧が2〜15(kg/cm2.G)と大きく変動しても常にすべての保持部110に液面が形成され、これによって通路106からすべてのチューブ101に液冷媒が導かれる。
請求項(抜粋):
冷媒を導入するための導入口を有する入口タンクと、この入口タンクの長手方向に複数本並んで接続され、前記入口タンク内の冷媒がそれぞれ分配されるチューブと、このチューブ内を通過した冷媒を導出するための導出口を有する出口タンクと、前記入口タンク内における前記導入口と前記チューブとの間に設けられ、前記導入口より導入された冷媒を貯留する保持部とを備えた冷媒蒸発器において、前記保持部の先端部は、前記導入口の重力方向最下部よりも重力方向上方にあり、前記保持部には、液冷媒を前記チューブに導く第1連通通路が形成され、この第1連通通路は、重力方向の最も下方に位置する前記第1連通通路と前記保持部の前記導入口側における内壁面とが接触する点から、前記保持部に液面を形成するのに必要な所定寸法だけ重力方向に上方の点までの範囲の部位に形成され、前記第1連通通路よりも重力方向上方に気冷媒を前記チューブに導く第2連通通路が形成され、前記第1連通通路の冷媒流路面積に対する前記第2連通通路の冷媒流路面積の比が2.5以上であることを特徴とする冷媒蒸発器。
IPC (3件):
F25B 39/02
, B60H 1/32
, F28F 3/04
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