特許

J-GLOBAL ID：200903056402219360

表面品質の優れたオーステナイト系ステンレス鋼薄鋳片及びその製造方法

発明者： 深谷 益啓 ,  西村 敏和
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 石田 敬 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-197064
公開番号（公開出願番号）：特開2002-011551
出願日： 2000年06月29日
公開日（公表日）： 2002年01月15日
要約：

【要約】【課題】 ローピングの発生が抑制され表面品質の優れたオーステナイト系ステンレス鋼薄鋳片とその製造方法を提供する。【解決手段】 薄鋳片のγ結晶粒径:球換算粒径Dave 〔=Σ2×SQR(3×Si /2π)×Si /S、S:粒径の測定総面積、Si :i番目の粒面積〕が、Dave <70μmとDave <150-32・log(v)〔v:凝固冷却速度(°C/秒)〕を満たすオーステナイト系ステンレス鋼薄板。軸が平行で互いに逆方向に回転する一対の冷却ドラムとサイド堰で形成される湯溜り部に注入したオーステナイト系ステンレス鋼の溶鋼が、MgとTiを微量含有し、凝固冷却速度100°C/秒以上で連続鋳造し、インラインにて、薄鋳片に、圧下率25%以下の圧下を施し、次いで、1100°C等価熱処理時間7秒以下の熱処理を施して製造する。

請求項（抜粋）：

軸が平行で互いに逆方向に回転する一対の冷却ドラムとサイド堰で形成される湯溜り部に注入したオーステナイト系ステンレス鋼の溶鋼が、TiとMgを微量含有し、凝固冷却速度v:100°C/s以上で連続鋳造したオーステナイト系ステンレス鋼薄鋳片であって、下記式で定義される該薄鋳片のγ結晶粒径:球換算粒径Dave が、Dave <70μm 及びDave <150-32・log(v)〔v:凝固冷却速度(°C/秒)〕を満たすことを特徴とする表面品質の優れたオーステナイト系ステンレス鋼薄鋳片。【数1】

IPC (5件)：

B22D 11/06 330 ,  B22D 11/00 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/50

FI (5件)：

B22D 11/06 330 B ,  B22D 11/00 B ,  C21D 9/46 Q ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/50

Fターム (12件)：

4E004DA13 ,  4E004SD02 ,  4E004SD07 ,  4E004SE03 ,  4E004SE07 ,  4K037EA14 ,  4K037EA31 ,  4K037EB00 ,  4K037EC02 ,  4K037FB01 ,  4K037FF03 ,  4K037HA05