特許
J-GLOBAL ID:200903056404683412

自転車ペダル用発電装置、自転車用ペダル及び自転車

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-382681
公開番号(公開出願番号):特開2006-168697
出願日: 2004年12月16日
公開日(公表日): 2006年06月29日
要約:
【課題】 増速機構が不要で、ペダルクランク軸の回転速度が低速であっても、負荷に必要な電力が間欠的に安定して確実に得られ、ペダルクランク軸の回転速度が変化しても、誘起電圧の変動が小さく、構造が単純で製品化が容易な、自転車ペダル用発電装置を提供する。【解決手段】 回転磁石の回転を制動するための制動磁石を設ける。回転磁石はペダル軸と連動して回転可能であるとともに、ペダル軸に対し回動可能な構造にする。その結果、回転磁石は発電コイルに対して間欠回転し、瞬間的に急速度で回転する期間を生ずる。その際に回転磁石に働く回転力は、ペダルクランク軸の回転速度に影響されず、誘起電圧の変動を小さくできる。増速機構が不要になることで構造が単純化され、製品化が容易になる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
自転車用ペダルの、足を載せる部分(以下ペダル主体という)と、前記ペダル主体を支持する軸(以下ペダル軸という)が、相対回転自在な構造の自転車用ペダルに具備する発電装置であって、 前記ペダル主体に配設する電力発生用の電気コイル(以下発電コイルという)と、 前記発電コイルに対し回転可能に配置、支持される磁石(以下回転磁石という)と、 前記回転磁石に対し磁界を形成し、前記回転磁石の回転を制動するための磁石(以下制動磁石という)を備え、 前記回転磁石は、前記ペダル軸との間に設けた係合構造を介して、前記ペダル軸と連動して前記発電コイルに対し回転可能であり、かつ、前記回転磁石は前記ペダル軸に対し回動可能な構造であって、 前記ペダル軸が前記ペダル主体に対し回転すると、 前記ペダル軸の回転を動力源として、 前記回転磁石が前記制動磁石の磁界による制動力に逆らって、 前記回転磁石が前記発電コイルに対し回転する第1期間、 前記制動磁石の磁界との間に働く吸引反発力を動力源として、 前記回転磁石が前記発電コイルに対し回転する第2期間、 前記制動磁石の磁界による制動力により、 前記回転磁石が前記発電コイルに対し静止している第3期間、 の三つの期間で1回の発電サイクルを構成し、 前記ペダル軸が前記ペダル主体に対し連続回転すると、前記回転磁石が前記発電サイクルによる間欠回転を繰り返すことを特徴とする、自転車ペダル用発電装置。
IPC (3件):
B62J 6/06 ,  B62J 6/00 ,  B62M 3/08
FI (3件):
B62J6/06 ,  B62J6/00 K ,  B62M3/08 Z
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特公表2002-501858号公報
  • 実用登録3083963号
  • 実用登録3091340号
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審査官引用 (8件)
  • ペダル式自転車確認装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-143734   出願人:小畑勝義
  • 特公昭51-002259
  • 特公昭51-002259
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