特許
J-GLOBAL ID:200903056405923000

移動通信システムのチャネル割当て方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-024082
公開番号(公開出願番号):特開平7-236173
出願日: 1994年02月22日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 チャネル割当て時の希望波対干渉波レベルの測定回数が少なく、且つ、高収容能力を実現でき、また、サービスエリア内の所要トラヒックに見合った収容能力を確保しながら、割当てチャネル決定までの時間を短縮する。【構成】 全通話チャネルを、全局で同一に定められる優先順位を有する第1のチャネル群と、各基地局毎に固有に定められる優先順位を有する第2のチャネル群に分割し、第2のチャネル群の各通話チャネルの干渉波レベルを周期的に測定し、その測定値が所定値未満であればその通話チャネルの第2のチャネル群内の優先順位を上げ、所定値以上であればその通話チャネルの優先順位を下げ、チャネル割当て要求時には、第1のチャネル群の通話チャネル、第2のチャネル群の通話チャネルの順番で、優先順位の高い通話チャネルから希望波対干渉波電力レベルを調べ、それが所定の比しきい値以上であった場合に、通話チャネルを割当てる。
請求項(抜粋):
複数の無線ゾーンと、これら複数の無線ゾーンのうちの各々の無線ゾーン内に配置される基地局と、これら各々の無線ゾーン毎に配置されるアンテナと、前記基地局と無線伝送路により接続される複数の移動局とを備え、前記基地局間で同一周波数干渉またはタイムスロット干渉のないことを前提として同一周波数またはタイムスロットを同時に使用するダイナミックチャネル割当てを行う移動通信システムにおいて、全通話チャネルは、全ての前記基地局で同一に使用される優先順位を有する複数の通話チャネルで構成される第1のチャネル群と、これら各々の基地局毎に固有の優先順位を有する第2のチャネル群に分割され、この第2のチャネル群の各々の通話チャネルの干渉波レベルを周期的に測定し、この干渉波レベルの測定値が所定のしきい値未満であればこの通話チャネルの第2のチャネル群内の優先順位を上げ、また、前記干渉波レベルの測定値が所定のしきい値以上であればこの通話チャネルの第2のチャネル群内の優先順位を下げ、チャネル割当て時には、前記第1のチャネル群の前記優先順位の高い通話チャネルから順番に希望波対干渉波レベルを調べ、その希望波対干渉波レベルが所定のしきい値以上であった場合に、前記通話チャネルを割当て、前記希望波対干渉波レベルの所定のしきい値を満たす通話チャネルが存在しない時には、前記第2のチャネル群の通話チャネルにおいて、前記優先順位の高い通話チャネルから順番に希望波対干渉波レベルを調べ、当該希望波対干渉波レベルが所定のしきい値以上であった場合に、前記通話チャネルを割当てることを特徴とする移動通信システムのチャネル割当て方式。
IPC (2件):
H04Q 7/28 ,  H04Q 7/36
FI (2件):
H04B 7/26 110 A ,  H04B 7/26 105 D

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