特許
J-GLOBAL ID:200903056407281706

車両用排気浄化装置の診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-238800
公開番号(公開出願番号):特開平7-071232
出願日: 1993年08月31日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【目的】 この発明の目的は、触媒体の劣化状態を判定するための劣化判定パラメータの演算の計測・精度を高め得て、触媒体の劣化判定の診断精度を向上し得て、触媒体の機能の劣化・正常の診断を正確になし得て、触媒体の機能の劣化の看過による排気有害成分の放出を防止し得て、大気汚染を回避することにある。【構成】 このため、内燃機関の排気通路に上流側から順次に複数の触媒体を配列した排気浄化装置を設け、最上流側に位置する触媒体の上流側の排気通路と複数の触媒体の各々の間の排気通路と最下流側に位置する触媒体の下流側の排気通路とに夫々排気センサを設け、所定の診断条件が成立する場合に、前記各排気センサの出力する各検出信号より求めた排気浄化装置の全体浄化率と特定の触媒体を除く残余の触媒体の各々の残余浄化率とより特定の触媒体の特定浄化率を求め、この特定浄化率と基準値とを比較して特定の触媒体の劣化状態を判定すべく診断する制御手段を設けたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路に上流側から順次に複数の触媒体を配列して設け、これら複数の触媒体により排気を浄化する排気浄化装置を設け、前記複数の触媒体のうちの最上流側に位置する触媒体の上流側の排気通路と前記複数の触媒体の各々の間の排気通路と前記複数の触媒体のうちの最下流側に位置する触媒体の下流側の排気通路とに夫々排気センサを設け、所定の診断条件が成立する場合に、前記最上流側に位置する触媒体の上流側の排気通路に設けた排気センサの出力する検出信号と前記最下流側に位置する触媒体の下流側の排気通路に設けた排気センサの出力する検出信号とより前記排気浄化装置の全体浄化率を求め、前記複数の触媒体のうちの特定の触媒体を除く残余の触媒体の夫々上流側及び下流側の各排気センサの出力する検出信号より前記残余の触媒体の各々の残余浄化率を求め、前記排気浄化装置の全体浄化率と前記残余の触媒体の各々の残余浄化率とより前記特定の触媒体の特定浄化率を求め、この特定の触媒体の特定浄化率と予め設定されている基準値とを比較して前記特定の触媒体の劣化状態を判定すべく診断する制御手段を設けたことを特徴とする車両用排気浄化装置の診断装置。
IPC (4件):
F01N 3/20 ZAB ,  F01N 3/24 ZAB ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14

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