特許
J-GLOBAL ID:200903056419000680

クラッチの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-043220
公開番号(公開出願番号):特開平7-229525
出願日: 1994年02月17日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】 車両の停車時に所定の(弱い)クリープ力を安定して駆動輪に伝達できるようにする。【構成】 本制御装置では、非走行レンジ・アイドル状態でのエンジンENGの吸気負圧PB の値が用いられて所定の(弱い)クリープ力を生じさせるために必要な吸気負圧が目標負圧として算出される。そして、走行レンジ切換後の実吸気負圧がこの目標負圧にほぼ一致するようにクラッチ5の係合力が制御される。クラッチの係合力を所定時間の間フィードバック制御した後にこの所定時間内の最終時点における係合力が維持されれば、外乱によるエンジンの吸気負圧の変動があったとしても伝達されるクリープ力は一定に維持される。
請求項(抜粋):
エンジンの駆動力を自動変速機を含む動力伝達経路を介して駆動輪に伝達する車両において、前記エンジンから前記駆動輪に伝達される駆動力の制御を行うために、前記動力伝達経路の接続・切断を行うクラッチの係合力を制御するクラッチの制御装置であって、エンジンのアイドル状態を検出するアイドル検出手段と、前記エンジンの実吸気負圧を検出する負圧検出手段と、前記自動変速機に設けられたマニュアルシフト操作手段のシフトポジションが走行レンジにあるか非走行レンジにあるかを判別するレンジ判別手段と、このレンジ判別手段により前記シフトポジションが非走行レンジにあると判別され、かつ前記アイドル検出手段により前記アイドル状態が検出されたときに前記負圧検出手段により検出された実吸気負圧から所定負圧を減じて目標負圧を算出する目標負圧算出手段と、前記レンジ判別手段により前記シフトポジションが走行レンジにあると判別され、かつ前記アイドル検出手段によりアイドル状態が検出されたときは、前記負圧検出手段により検出される実吸気負圧を前記目標負圧に一致させるように前記クラッチの係合力を制御するクラッチ係合力制御手段とからなることを特徴とするクラッチの制御装置。

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