特許

J-GLOBAL ID：200903056419376516

湿潤粉体の乾燥方法

発明者： 山田 光矩 ,  大谷 邦寛
出願人/特許権者： 電気化学工業株式会社
代理人 (1件)： 豊田 善雄 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-335582
公開番号（公開出願番号）：特開平5-240580
出願日： 1991年11月26日
公開日（公表日）： 1993年09月17日
要約：

【要約】【目的】 得られる粉体の粒子径を小さくすると共に、乾燥に必要な熱風吹き込み及び撹拌翼3の駆動に要するエネルギーを低減させる。【構成】 乾燥容器2内の乾燥媒体粒子1全体を流動化させない程度の速度で熱風を吹き込みかつ撹拌翼3による撹拌を行う。【効果】 熱風を強く吹き込む必要がなく、熱風の排気流による粉体搬送力がさほど強くないので比較的小さな粒子径の粉体のみが取り出され、しかも乾燥媒体粒子1全体が激しく流動化しないので撹拌翼3による撹拌の障害がない。

請求項（抜粋）：

乾燥媒体粒子が収容された逆円錐形の底部を有する乾燥容器に湿潤粉体を供給し、収容された乾燥媒体粒子にほぼ埋没した撹拌翼によって乾燥媒体粒子を撹拌すると共に、乾燥容器の底部中央部から、乾燥媒体粒子の流動化開始速度以上でかつ収容された乾燥媒体粒子の少なくとも上部は流動化させない吹き込み速度で熱風を吹き込み、乾燥容器の上部から、排気流と共に乾燥粉体を取り出すことを特徴とする湿潤粉体の乾燥方法。