特許
J-GLOBAL ID:200903056421689920

光触媒作用を呈するステンレス鋼板及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-271993
公開番号(公開出願番号):特開平10-121222
出願日: 1996年10月15日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 抗菌作用,脱臭,油分解機能を呈するステンレス鋼板を得る。【解決手段】 このステンレス鋼板は、0.2〜3重量%のTiを含むステンレス鋼を基材とし、その表面に酸化チタンを含む厚み0.1〜20μmの酸化物層が形成されており、酸化チタンとしてのTi濃度が3原子%以上で且つ酸化チタン中のアナターゼの含有比率が1体積%以上である。基材は、更に0.2〜4%のCu,Mo及びMnの1種又は2種以上を含むことができる。酸化物層を構成する酸化チタン中のTiとOとの原子比率をTi:O=1:2-X(ただし、X=0.01〜0.4)の範囲に制御するとき、触媒活性が向上する。酸化性雰囲気中で400〜1200°Cにステンレス鋼板を加熱する熱処理を施し、酸化チタンを含む酸化物層を厚く成長させた後、水素を含む還元性雰囲気中で400〜1000°Cで熱処理することにより製造される。
請求項(抜粋):
0.2〜3重量%のTiを含むステンレス鋼基材の表面に酸化チタンを含む厚み0.1〜20μmの酸化物層が形成されており、酸化チタンとしてのTi濃度が3原子%以上で、且つ酸化チタン中のアナターゼの含有比率が1体積%以上であることを特徴とする光触媒作用を呈するステンレス鋼板。
IPC (6件):
C23C 8/14 ,  C21D 1/76 ,  C21D 6/00 102 ,  C25D 11/26 302 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/28
FI (7件):
C23C 8/14 ,  C21D 1/76 F ,  C21D 1/76 G ,  C21D 6/00 102 Z ,  C25D 11/26 302 ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/28

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