特許
J-GLOBAL ID:200903056423722305
電子オークション情報の処理及び伝送方法及びそのシステム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
酒井 一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-535320
公開番号(公開出願番号):特表2000-503789
出願日: 1997年03月19日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】オークションを実施するために人間のオークショニアを利用することなく、様々なフォーマットで対話形式のオークションを複数の人で行うためのシステム及び方法。このシステムは、好ましくはソフトウェアとして実行される。このシステムによれば、一群の入札者がコンピューター又は通信ネットワーク上で対話形式でビッドを提示することができる。これらのビッドはシステムに記憶され、入札者には常に最新オークション状況の情報が伝えられる。システムは、オークションへのさらなる入札を適当な時に締め切り、オークションの結果として、落札者及び落札失敗者へ通知する。
請求項(抜粋):
1.ホストコンピューターと遠隔地にいる複数の入札者との間での通信を可能にするコンピューターネットワークにおいて、前記ホスト及びネットワーク内のコンピュータープログラムとして実行されるオークション情報伝送・処理システムであって、該システムは、 前記ネットワーク上に情報を掲示するための掲示手段を含み、該情報は購入可能なロットを説明するものであり、前記システムはさらに、 前記入札者が前記情報に応答して前記ネットワークを介して複数のビッドを提示するために利用可能な入札手段と、 前記複数の入札者によって前記ネットワークを介して送信された複数のビッドを受信するための受信手段と、 前記ビッドを、落札成功と落札失敗とに自動的に分類するための分類手段とを含む、オークション情報伝送・処理システム。2.前記掲示手段が、商品カタログページ作製装置を含む、請求の範囲第1項に記載のシステム。3.前記受信手段が、ビッド記憶データベースを含む、請求の範囲第1項に記載のシステム。4.前記分類手段が、落札成功ビッドに応答して落札失敗ビッドを増進的に増加させるための手段を含む、請求の範囲第1項に記載のシステム。5.前記入札者各々に、その入札者のビッドの分類を自動的に通知するための通知手段をさらに含む、請求の範囲第1項に記載のシステム。6.前記通知手段が、電子メールメッセージ自動作成手段を含む、請求の範囲第5項に記載のシステム。7.前記通知手段が、前記説明的情報に落札成功ビッドのリストを掲載するための手段を含む、請求の範囲第5項に記載のシステム。8.前記通知手段が、前記説明的情報に落札失敗ビッドのリストを掲載するための手段を含む、請求の範囲第5項に記載のシステム。9.前記通知手段が、前記説明的情報に落札成功ビッド及び落札失敗ビッドのリストを掲載するための手段を含む、請求の範囲第5項に記載のシステム。10.前記通知手段が、前記情報にアクセスし、その情報の少なくとも一部を入札者へのメッセージに掲載するための手段を含む、請求の範囲第5項に記載のシステム。11.前記ビッド各々の信頼性を確認するためのビッド有効性確認手段をさらに含む、請求の範囲第1項に記載のシステム。12.前記分類手段が、第一のビッドと第二のビッドとを比較し、該第一のビッドと該第二のビッドのうちどちらの金額が大きいかを確認するための手段を含む、請求の範囲第1項に記載のシステム。13.前記分類手段が、前記ビッドの各々の金額を最低ビッドと比較するための手段を含む、請求の範囲第1項に記載のシステム。14.前記分類手段が、前記ビッドのうち第一のビッドが最低ビッドよりも低いかどうかを確認し、低い場合には該第一のビッドに落札失敗のマークを付けるための手段を含む、請求の範囲第1項に記載のシステム。15.前記分類手段が、第一ビッドの第一提示時刻と、第二ビッドの第二提示時刻とを比較するための手段を含む、請求の範囲第1項に記載のシステム。16.前記分類手段が、第一ビッドの第一商品数量と、第二ビッドの第二商品数量とを比較するための手段を含む、請求の範囲第1項に記載のシステム。17.前記分類手段が、第一ビッドの第一総額と、第二ビッドの第二総額とを比較するための手段を含み、該第一総額が、第一商品数量に第一価格を掛けたものからなり、該第二総額が、第二商品数量に第二価格を掛けたものからなる、請求の範囲第1項に記載のシステム。18.ホストコンピューターと遠隔地にいる複数の入札者との間での通信を可能にするコンピューターネットワークにおいて、前記ホスト及びネットワーク内のコンピュータープログラムとして実行されるオークション情報伝送・処理システムであって、該システムは、 商品情報を記憶するために前記ホストと通信可能に接続されている商品データベースを含み、該商品情報は、顧客が購入可能なロットを説明するものであり、前記システムはさらに、 ビッド情報を記憶するために前記ホストと通信可能なビッドデータベースを含み、該ビッド情報は、前記遠隔地にいる複数の入札者のうちの一人から受信したビッドを説明するものであり、前記システムはさらに、 前記サーバーにおいて実行され、前記データベースと通信可能であるオークションマネージャーと、 前記オークションマネージャー及び前記ビッドデータベースと通信可能な電子メールメッセンジャーと、 前記顧客からビッドを受信するための手段を含み、前記オークションマネージャーに接続され、前記ビッドデータベースと通信可能であるビッド有効性確認装置とを含み、 前記オークションマネージャーは、前記商品データベースからのデータを含む説明的な商品カタログページを掲載することによって、前記ネットワーク上で商品のロットにビッドするように顧客を促し、該顧客は前記ネットワーク上で前記カタログページを見て、該ネットワークを介して前記ビッド有効性確認装置へビッドを送信し、該ビッド有効性確認装置は、該ビッドが有効であるかどうかを確認し、前記ビッドデータベースは該ビッドを記憶し、前記オークションマネージャーは、該ビッドが落札したかどうかを確認し、前記電子メールメッセンジャーは、前記顧客のビッドが前記ビッドマネージャーによって落札成功と決定されたかどうかを該顧客に通知する、オークション情報伝送・処理システム。19.前記オークションマネージャーが、 ネットワーク上で所定時刻に顧客からの入札に対してロットをオープンするための手段と、 該ロットに対する入札活動に応答して、該ロットの入札を自動的に締め切るための手段とを含む、請求の範囲第18項に記載のシステム。20.前記オークションマネージャーが、前記商品データベースに含まれる前記情報を調節するための手段を含む、請求の範囲第18項に記載のシステム。21.前記調節された情報が、前記ロットに関して設定された最低価格である、請求の範囲第18項に記載のシステム。22.ホストコンピューターと遠隔地にいる複数の入札者との間での通信を可能にするコンピューターネットワークにおいて、前記ホスト及びネットワーク内のコンピュータープログラムとして実行されるオークション情報伝送・処理方法であって、該方法は、 前記ネットワーク上に情報を掲載する工程を含み、該情報は購入可能なロットを説明するものであり、前記方法はさらに、 前記情報に応答して前記ネットワーク上で複数のビッドを提示する工程と、 前記複数の入札者によって前記ネットワークを介して送信された前記複数のビッドを受信する工程と、 前記ビッドを落札成功と落札失敗とに自動的に分類する工程とを含む、オークション情報伝送・処理方法。23.前記掲載する工程が、商品カタログページを作製する工程を含む、請求の範囲第22項に記載の方法。24.前記受信する工程が、前記ビッドをビッド記憶データベースに記憶する工程を含む、請求の範囲第22項に記載の方法。25.前記自動的に分類する工程が、落札成功ビッドに応答して落札失敗ビッドを増進的に増加させる工程を含む、請求の範囲第22項に記載の方法。26.前記入札者各々に、その入札者のビッドの分類を自動的に通知する工程をさらに含む、請求の範囲第22項に記載の方法。27.前記自動的に通知する工程が、電子メールメッセージを作成する工程を含む、請求の範囲第26項に記載の方法。28.前記自動的に通知する工程が、前記説明的情報に落札成功ビッドのリストを掲載する工程を含む、請求の範囲第26項に記載の方法。29.前記自動的に通知する工程が、前記説明的情報に落札失敗ビッドのリストを掲載する工程を含む、請求の範囲第26項に記載の方法。30.前記自動的に通知する工程が、前記説明的情報に落札成功ビッド及び落札失敗ビッドのリストを掲載する工程を含む、請求の範囲第26項に記載の方法。31.前記自動的に通知する工程が、前記情報にアクセスし、その情報の少なくとも一部を入札者へのメッセージに掲載する工程を含む、請求の範囲第26項に記載の方法。32.前記ビッドの信頼性を確認する工程をさらに含む、請求の範囲第22項に記載の方法。33.前記自動的に分類する工程が、第一のビッドと第二のビッドとを比較し、該第一のビッドと該第二のビッドのうちどちらが大きいかを確認する工程を含む、請求の範囲第22項に記載の方法。34.前記自動的に分類する工程が、前記ビッドの各々を最低ビッドと比較して、どちらが大きいかを確認する工程を含む、請求の範囲第22項に記載の方法。35.前記自動的に分類する工程が、前記ビッドのうち第一のビッドが最低ビッドよりも低いかどうかを確認し、低い場合には該第一のビッドに落札失敗のマークを付ける工程を含む、請求の範囲第22項に記載の方法。36.前記自動的に分類する工程が、第一ビッドの第一提示時刻と、第二ビッドの第二提示時刻とを比較する工程を含む、請求の範囲第22項に記載の方法。37.前記自動的に分類する工程が、第一ビッドの第一商品数量と、第二ビッドの第二商品数量とを比較する工程を含む、請求の範囲第22項に記載の方法。38.前記自動的に分類する工程が、第一ビッドの第一総額と、第二ビッドの第二総額とを比較する工程を含み、該第一総額が、第一商品数量に第一価格を掛けたものからなり、該第二総額が、第二商品数量に第二価格を掛けたものからなる、請求の範囲第22項に記載の方法。39.前記自動的に分類する工程が、 前記複数のビッドをビッドの値に従って記憶する工程と、 前記ビッドに対して最低要求ビッド値を設定する工程と、 第一の入札者から第一ビッドを選択する工程とを含み、該第一ビッドは前記複数のビッドのうち最も高いビッドであり、前記分類工程はさらに、 前記第一ビッド値を前記最低要求値と比較する工程を含み、 前記第一ビッドの前記値が前記最低要求値よりも低い場合には、該第一ビッドを落札失敗と分類し、 前記第一ビッドの前記値が前記最低要求値よりも低くない場合には、該第一ビッドにおいてビッドされている商品の数量を、販売数量と比較し、 前記ビッドされている商品の数量が前記販売数量を超えていない場合には、前記第一ビッドを落札成功と分類する、請求の範囲第22項に記載の方法。40.前記ビッド値が、一つの商品に対してビッドされた価格である、請求の範囲第39項に記載の方法。41.前記ビッド値が、ビッドされた前記商品数量である、請求の範囲第39項に記載の方法。42.前記ビッド値が、ビッドされた前記商品数量と各商品についてビッドされた価格とを掛けたものである、請求の範囲第39項に記載の方法。43.前記最低ビッド値が約ゼロである、請求の範囲第39項に記載の方法。44.ビッドされた前記商品数量が前記販売数量を超えている場合には、前記第一ビッドを落札失敗と分類する工程をさらに含む、請求の範囲第39項に記載の方法。45.ビッドされた前記商品数量が前記販売数量を超えている場合に、前記ビッドに対して、前記販売数量を超えない数量と置換してよいかどうかを確かめる工程をさらに含む、請求の範囲第39項に記載の方法。46.第一落札ビッドを最低落札ビッドとしてマークする工程をさらに含み、該第一落札ビッドは、複数の落札ビッドのうち最も低いビッド値である、請求の範囲第39項に記載の方法。47.商品の第一数量についての第一落札ビッドを、該第一数量についての最低落札ビッドとしてマークする工程をさらに含み、該第一落札ビッドは、少なくとも商品の前記第一数量に関して、複数の落札ビッドのうち最も低いビッド値である、請求の範囲第39項に記載の方法。48.前記自動的に分類する工程が、 前記ビッドに対する最低要求ビッド値を設定する工程と、 第一入札者からの第一ビッド値を有する第一ビッドを選択する工程と、 該第一ビッド値を前記最低要求値と比較する工程と、 該第一ビッド値が該最低要求値よりも低くない場合には、前記第一ビッドを落札成功と分類する工程とを含む、請求の範囲第22項に記載の方法。49.前記第一ビッドにおいてビッドされた商品数量を販売数量と比較し、ビッドされた該数量が該販売数量を超えている場合には、該第一ビッドを入札失敗と分類する工程をさらに含む、請求の範囲第48項に記載の方法。50.ビッドされた前記数量が前記販売数量を超えていない場合には、前記第一ビッドを入札と分類する工程をさらに含む、請求の範囲第49項に記載の方法。51.前記第一ビッドにおいてビッドされた商品数量を販売数量と比較し、ビッドされた該商品数量が該販売数量を超えている場合には、該ビッドに対して、該販売数量を超えない数量と置換してよいかどうかを確かめる工程をさらに含む、請求の範囲第48項に記載の方法。52.前記最低要求ビッドをリセットする工程をさらに含み、前記第一ビッド値が前記リセットされた最低要求ビッドよりも低くない場合には、該第一ビッドを落札成功と分類する、請求の範囲第48項に記載の方法。
引用特許:
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