特許
J-GLOBAL ID:200903056424459063

1軸型複合サイクル発電プラントのガスタービン制御装置及びガスタービン出力算出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-362879
公開番号(公開出願番号):特開2001-173410
出願日: 1999年12月21日
公開日(公表日): 2001年06月26日
要約:
【要約】【課題】 逆洗正洗切替運転時に、精度よくガスタービン出力を算出することが可能な1軸型複合サイクル発電プラントのガスタービン制御装置及びガスタービン出力算出方法を提供すること。【解決手段】 復水器逆洗弁開度信号41に基づいて弁開度補正係数を算出し、復水器逆洗弁入口海水温度信号47に基づいて海水温度補正係数を算出する。弁開度補正係数及び海水温度補正係数を、逆洗正洗切替運転直前の発電機出力信号31に基づいて算出した真空低下量に乗算して補正する。弁開度補正係数及び海水温度補正係数により補正された真空低下量を減算して逆洗正洗切替運転時の復水器真空度を算出し、この復水器真空度に基づいて、真空補正係数を算出する。インタセプト弁後蒸気圧力信号34に基づいて算出した基準の蒸気タービン出力に真空補正係数を乗算して蒸気タービン出力信号54を算出し、発電機出力信号31からこの蒸気タービン出力信号54を減算してガスタービン出力信号55を算出する。
請求項(抜粋):
夫々の回転軸が一体に結合されたガスタービン、蒸気タービン及び発電機と、前記蒸気タービンの排気を凝縮する復水器と、を備えると共に、復水器真空度に基づいて真空補正係数を算出する真空補正係数算出部と、蒸気タービン入口蒸気圧力に基づいて算出された基準の蒸気タービン出力に、前記真空補正係数算出部にて算出された前記真空補正係数を乗算して蒸気タービン出力を算出する蒸気タービン出力算出部と、発電機出力から前記蒸気タービン出力算出部にて算出された前記蒸気タービン出力を減算してガスタービン出力を算出するガスタービン出力算出部と、を有し、前記ガスタービン出力算出部にて算出された前記ガスタービン出力に基づいて前記ガスタービンの出力を制御する1軸型複合サイクル発電プラントのガスタービン制御装置であって、前記真空補正係数算出部は、前記復水器の逆洗正洗切替運転時に、前記逆洗正洗切替運転による前記復水器真空度の真空低下量を算出すると共に、前記真空低下量に基づいて前記復水器真空度を補正する復水器真空度補正部を有し、前記復水器真空度補正部にて補正された復水器真空度に基づいて前記真空補正係数を算出することを特徴とする1軸型複合サイクル発電プラントのガスタービン制御装置。
IPC (3件):
F01K 23/10 ,  F01K 9/00 ,  F28B 11/00
FI (4件):
F01K 23/10 M ,  F01K 23/10 T ,  F01K 9/00 B ,  F28B 11/00
Fターム (6件):
3G081BA02 ,  3G081BA11 ,  3G081BC07 ,  3G081BD00 ,  3G081DA16 ,  3G081DA22

前のページに戻る