特許
J-GLOBAL ID:200903056425122356
楔形状のキャビティと長手方向にずれたキャビティと回転制御手段とを有しているエアキャビティ船並びにこのエアキャビティ船を建築する方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (8件):
鈴江 武彦
, 河野 哲
, 中村 誠
, 蔵田 昌俊
, 峰 隆司
, 福原 淑弘
, 村松 貞男
, 橋本 良郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-503336
公開番号(公開出願番号):特表2006-514896
出願日: 2003年05月05日
公開日(公表日): 2006年05月18日
要約:
【課題】【解決手段】本発明は、船首(11)、船尾(12)及び船尾に近いプロペラ(13)を備えている船体(3)と、キャビティ中に空気を供給する空気取入れ手段(7、10)とを有しているエアキャビティ船(1)に関する。船体の底部(29)には、少なくとも1つの開口キャビティが形成されている。これらキャビティは、船の長さ方向に延びている2つの側壁(40、41)、後壁(43)及び前壁(44)によって囲まれている。後壁は、後方向にいくにつれて下向きに傾斜している壁部を有している。こうしたエアキャビティ船において、前壁と後壁との少なくとも1つは、船の底部(29)に接続されている下横方向側面(46)と、各側壁(41、42)に接続されている長手方向の側面(47、48)とを備えている第1のプレート形状の壁部(45)を有している。
請求項(抜粋):
船首(11)と、船尾(12)と、この船尾の近くのプロペラ(13)とを備えている船体(3)と、この船体の底部(29)に形成され、長さ方向において隣接し、各々が船の長さ方向に延びている2つの側壁(41、42)並びに後壁(43)並びに後方にいくにつれて下向きに傾斜している壁部を有している前壁(44)によって囲まれている少なくとも2つの開口キャビティ(4、5、6)と、空気をキャビティに供給するための空気取入れ手段(7、10)とを具備しているエアキャビティ船(1)において、前記前及び後壁(43、44)とのうちの少なくとも1つが、第1のプレート形状の壁部(45)を有し、この壁部は、船の底部(29)に接続されている上横方向側部(46)を有し、並びに、各側壁(41、42)に接続されている長手方向の側部(47、48)を有し、また、下方横方向側部(49)が、船体の底部(29)と所定距離離れたところに配置され、並びに、第2のプレート形状の壁部(50)に接続され、また、この第2のプレート形状の壁部(50)は、側壁(41、42)と、船体の底部(29)、もしくは、隣接しているキャビティの所定の壁部とに接続され、そして、前記第1と第2の壁部(45、50)は、楔形状の閉じられたスペースを囲み、また、前記空気取入れ手段(7、10)は、実質的に後壁(43)の方向に向かってキャビティ中へと空気を取入れるために、前壁(44)の第2の壁部(50)に開口部(55)を有していることを特徴としているエアキャビティ船。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
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