特許
J-GLOBAL ID:200903056428332440
同種抗原の特定方法、ならびに癌治療および移植へのその使用
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
宮崎 昭夫
, 石橋 政幸
, 岩田 慎一
, 緒方 雅昭
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-513505
公開番号(公開出願番号):特表2005-529187
出願日: 2003年06月13日
公開日(公表日): 2005年09月29日
要約:
本発明は、移植片対腫瘍(GVT)反応および/または移植片対宿主病(GVHD)をもたらす広義の同種抗原に関する新しい概念を与えるものである。これまで未解決な技術的問題である同種抗原の新しい特定方法は、免疫療法における新しい戦略も必要とする。現在、HLA結合タンパク質の分析は、対応するアミノ酸配列が既知である同種抗原を用いて行うことができるので、本発明によって、腫瘍細胞のみを認識する高反応性(alto-reactive)T細胞を、GVHDを媒介するT細胞から分離することも可能である。新しい技術によって規定される抗原は、癌および移植関連疾患の診断およびワクチン接種に特に有用である。
請求項(抜粋):
コーディング一塩基多型に関係する1個または複数のアミノ酸交換に基づいて、特定の種からの抗原ペプチドまたはタンパク質の対立遺伝子変異体のエピトープを提供する方法であって、前記方法が、
(i)目的とするタンパク質もしくはペプチド、またはそのサブセットを規定するステップと、
(ii)前記種の少なくとも2個以上のDNAライブラリーであるデータベースを、前記規定されたペプチドもしくはタンパク質またはそのサブセットについてスクリーニングするステップと、
(iii)コード領域に少なくとも1個の単一核多型を含むDNA配列によってコードされた対立遺伝子ペプチド/タンパク質変異体、発現産物またはその断片のアミノ酸交換を特定し選択するステップと、
(iv)前記多型を含むアミノ酸残基を含む8量体から25量体のエピトープを作製するステップと、
(v)MHCタンパク質に結合するそのようなエピトープを選択するステップとを含む方法。
IPC (12件):
C07K14/47
, A61K35/12
, A61K38/00
, A61K39/00
, A61K39/39
, A61P35/00
, A61P35/02
, A61P37/06
, C07K16/18
, C12N5/10
, C12N15/09
, C12Q1/68
FI (12件):
C07K14/47
, A61K35/12
, A61K39/00 H
, A61K39/39
, A61P35/00
, A61P35/02
, A61P37/06
, C07K16/18
, C12Q1/68 A
, C12N5/00 B
, C12N15/00 A
, A61K37/02
Fターム (62件):
4B024AA01
, 4B024BA31
, 4B024BA43
, 4B024BA54
, 4B024CA04
, 4B024CA05
, 4B024CA06
, 4B024DA02
, 4B024GA11
, 4B024HA15
, 4B063QA12
, 4B063QA19
, 4B063QQ02
, 4B063QQ42
, 4B063QQ52
, 4B063QR55
, 4B063QR62
, 4B063QS25
, 4B063QS34
, 4B063QX01
, 4B064AG27
, 4B064CA10
, 4B064CA20
, 4B064CC24
, 4B064DA01
, 4B064DA13
, 4B065AA93X
, 4B065AA93Y
, 4B065AC14
, 4B065BA01
, 4B065CA24
, 4B065CA44
, 4C084DC50
, 4C084NA14
, 4C084ZB081
, 4C084ZB261
, 4C084ZB271
, 4C085AA03
, 4C085BB11
, 4C085CC21
, 4C085DD86
, 4C087BB63
, 4C087CA04
, 4C087NA14
, 4C087ZB08
, 4C087ZB26
, 4C087ZB27
, 4H045AA10
, 4H045AA11
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA10
, 4H045BA15
, 4H045BA16
, 4H045BA17
, 4H045CA41
, 4H045DA76
, 4H045DA86
, 4H045EA28
, 4H045EA31
, 4H045EA50
, 4H045FA74
引用文献:
審査官引用 (3件)
-
Biology of Blood and Marrow Transplantation, 2001, Vol.7, pp.503-512
-
Blood, 1998, Vol.92, No.6, pp.2169-2176
-
医学のあゆみ, 2000, Vol.194, No.14, pp.1163-1168
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