特許
J-GLOBAL ID:200903056430341341
順序回路の到達可能状態計算装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長澤 俊一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-060982
公開番号(公開出願番号):特開平11-259549
出願日: 1998年03月12日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】 到達可能状態の計算を効率的にし、大規模順序回路の到達可能状態をも求めることができるようにすること。【解決手段】 入力手段1を介して入力される順序回路のネットリストについて、与えられた入力と現状態の組に対して、順序回路の各フリップフロップの次時刻の値を返す次状態関数を、次状態関数計算手段2により求める。該次状態関数を用い初期状態から始めて、1遷移で到達可能な状態、2遷移で到達可能な状態、...、と新しい状態に到達しなくなるまで、1遷移で到達可能な状態の集合を像計算手段4で順次計算し、得られた状態の集合を全状態集合を保持する手段5で保持する。その際、冗長フリップフロップ検出・削除手段3により、i遷移で到達可能な状態の集合Siからの遷移のみを考慮して、動的に冗長なフリップフロップを削除する。
請求項(抜粋):
順序回路の情報と初期状態を入力する入力手段と、順序回路の各フリップフロップに対してそれぞれ対応付けられ、与えられた入力と現状態の組に対して、そのフリップフロップの次時刻の値を返す次状態関数を計算する第1の手段と、上記次状態関数を用い、初期状態から始めて、新しい状態に到達しなくなるまで1遷移で到達可能な状態の集合を順次計算し、得られた状態の集合を保持する処理を繰り返す第2の手段とを備え、順序回路および状態割当を行った有限状態機械の到達可能状態を計算する到達可能状態計算装置であって、上記第2の手段は、i遷移で到達可能な状態の集合Siから1遷移で到達可能な状態の集合を求める像計算を行うに際し、上記集合Siからの遷移についてのみ考慮して、動的に冗長なフリップフロップを削除することを特徴とする順序回路の到達可能状態計算装置。
IPC (4件):
G06F 17/50
, G01R 31/28
, G06F 17/10
, H03K 19/00
FI (5件):
G06F 15/60 664 Z
, H03K 19/00 B
, G01R 31/28 F
, G06F 15/31 Z
, G06F 15/60 652 E
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