特許
J-GLOBAL ID:200903056433935889

搬送波周波数誤差補正回路及び無線信号送受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-001256
公開番号(公開出願番号):特開2003-204314
出願日: 2002年01月08日
公開日(公表日): 2003年07月18日
要約:
【要約】【課題】伝達係数逆関数の推定精度を向上させ、搬送波周波数誤差が存在する場合の特性劣化を抑制することができる無線信号送受信装置を提供する。【解決手段】 N個の送信アンテナ3-5-1〜Nと受信アンテナ4-6-1〜Nを用いてMIMO(Multi-Input Multi-Output)チャネルを構成するSDM(Space Division Multiplexing)方式を用いた無線信号送受信装置の受信装置4に、送信装置3の送信用局部発振器3-4と受信用局部発振器4-8の周波数誤差を推定するN個の搬送波周波数誤差推定回路4-9-1〜Nと、各信号の誤差を補正するN個の搬送波周波数誤差補正回路4-10-1〜Nと、N系統の搬送波周波数誤差推定値の平均値を計算し、N個の搬送波周波数誤差補正回路4-10-1〜Nに出力する搬送波周波数誤差推定値平均化回路4-13と、伝達関数の逆関数演算を行うことにより、送信信号系列成分を各送信アンテナのアンテナ系統毎に分離する干渉キャンセラ4-11とを設ける。
請求項(抜粋):
送信データ系列T1 、T2 、...、TN をベースバンドシンボル波形に変換するN個(Nは2以上の整数)の変調器と、該変調器の出力を無線周波数にそれぞれ変換するN個の周波数変換器と、該変調器の全てに共通のシンボルタイミングを供給する送信シンボルタイミング発生器と、該周波数変換器の全てに共通の局部発振信号を供給する局部発振器と、前記各周波数変換器の出力を無線信号としてそれぞれ送信するN個の送信アンテナとを有し、同一の周波数により信号を送信する無線信号送信装置と、N個の受信アンテナと、該各受信アンテナに接続され、無線周波数の受信信号を復調に適した周波数にそれぞれ周波数変換するN個の受信用周波数変換器と、該受信用周波数変換器の全てに共通の局部発振信号を供給する受信用局部発振器と、送信用局部発振器と受信用局部発振器の周波数差を推定するN個の搬送波周波数誤差推定回路と、前記各受信用周波数変換器の出力の搬送波周波数誤差を補正するN個の搬送波周波数誤差補正回路と、前記各受信用周波数変換器の出力に対して伝達関数の逆関数演算を行うことにより、送信信号系列成分を前記各送信アンテナのアンテナ系統毎に分離する干渉キャンセラと、各アンテナ系統に分離された信号を復調するN個の復調器とを有し、同一の周波数により空間多重された信号を受信する無線信号受信装置とから構成される無線信号送受信装置において、前記N個の搬送波周波数誤差推定回路から出力されるN系統の搬送波周波数誤差推定値の平均値を計算し、前記搬送波周波数誤差補正回路が前記受信用周波数変換器の出力に対して搬送波周波数誤差補正を行う際に用いる一つの基準値となるように、該計算された平均値を前記N個の搬送波周波数誤差補正回路に出力することを特徴とする搬送波周波数誤差推定値平均化回路。
IPC (2件):
H04J 15/00 ,  H04J 11/00
FI (2件):
H04J 15/00 ,  H04J 11/00 Z
Fターム (3件):
5K022DD01 ,  5K022DD22 ,  5K022DD33
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
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