特許
J-GLOBAL ID:200903056440312080

高強度熱延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-147341
公開番号(公開出願番号):特開平8-013033
出願日: 1994年06月29日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】切欠き疲労特性と加工性に優れた熱延鋼板の製造方法を提供する。【構成】C:0.05〜0.20%、Si:2.0 %以下、Mn:0.4〜1.5 %、P: 0.005〜0.05%、sol.Al:0.01〜0.10%、かつNb:0〜0.10%、Ti:0〜0.20%、V:0〜0.20%、Cr:0〜1.0 %の1種以上、更にCa:0〜0.01%、Zr:0〜0.10%の1種以上を含み、Sは0.0100%以下である鋼片を、鋳造後直送又は1100°C以上に再加熱後、最終パス出側温度Ar<SB>3</SB>以上で熱延を終了し、その後下記式?@を満たす冷却速度CR(°C/s )で400 °C以下まで冷却後巻き取り、マルテンサイトの体積率を実質的に0%とする打抜部の切欠き疲労特性と加工性に優れた熱延鋼板の製造方法。log20≦ logCR<{-1.73×(%Mn+1.3%Cr) +3.95}・・・・?@【効果】伸びフランジ性が良好で、高い切欠き疲労強度を有する熱延鋼板を製造することができる。この鋼板はホイールなど自動車足廻り部品用素材として好適である。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.05〜0.20%、Si:2.0 %以下、Mn:0.4〜1.5 %、P: 0.005〜0.05%およびsol.Al:0.01〜0.10%を含有し、かつ、Nb:0〜0.10%、Ti:0〜0.20%、V:0〜0.20%およびCr:0〜1.0 %の1種以上を含み、さらに、Ca:0〜0.01%およびZr:0〜0.10%の1種以上を含み、残部が鉄および不可避不純物からなり、不純物中のSは0.0100%以下である鋼片を、鋳造後直送または1100°C以上に再加熱した後、熱間圧延を施し、最終パス出側温度をAr<SB>3</SB>以上として熱間圧延を終了し、その後下記式?@を満たす冷却速度CR(°C/s )で400 °C以下まで冷却した後、巻き取り、金属組織においてマルテンサイトの体積率を実質的に0%とすることを特徴とする打抜部の切欠き疲労特性と加工性に優れた熱延鋼板の製造方法。 log20≦ logCR<{-1.73×(%Mn+1.3%Cr) +3.95}・・・・?@
IPC (5件):
C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/28

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