特許
J-GLOBAL ID:200903056442028142

和音判定装置、方法及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 惠行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-088362
公開番号(公開出願番号):特開2000-298475
出願日: 2000年03月28日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】【課題】楽音波形情報から正確且つ迅速に和音を判定すること。【解決手段】この発明の和音判定装置では、入力楽音の波形情報の時間断片がFFT処理により周波数領域のデータ(周波数スペクトル情報)に変更され(SM3)、この周波数データの中から所定周波数帯域(63.5〜2032Hz)の周波数データが切り出された後、1オクターブ毎に折り畳み、重ね合わせられる(SM4)。この結果得られたオクターブ長プロファイルは、入力楽音の基準ピッチとシステムの基準ピッチとのずれ幅だけシフトされてピッチ補正され、1オクターブ内でピークが明確化される(SM5)。そして、オクターブに対応する標準和音重み付けパターンとのパターンマッチングによって和音が決定される(SM6)。オクターブ長プロファイルは、ピッチ補正の前に半音単位の自己相関がとられることにより、ピークが半音単位で明確化される(SM5)。
請求項(抜粋):
入力楽音の波形データから周波数成分データを抽出する手段、抽出された周波数成分データの中から、予め定められた周波数帯域の周波数成分データを切り出す手段、切り出された周波数成分データを1オクターブ毎に折り畳み、重ね合わせてオクターブプロファイルを生成する手段、入力楽音の基準ピッチとシステムの基準ピッチとのずれ幅を求め、このずれ幅だけ前記オクターブプロファイルをシフトするピッチ調整手段、並びに、シフトされたオクターブプロファイルを標準和音プロファイルと比較し入力楽音の和音を決定する和音決定手段を具備することを特徴とする和音判定装置。
IPC (4件):
G10H 1/00 ,  G10L 15/10 ,  G10L101:027 ,  G10L101:14
FI (3件):
G10H 1/00 B ,  G10L 3/00 531 N ,  G10L 9/08 301 B

前のページに戻る