特許
J-GLOBAL ID:200903056446061284

根菜収穫機の収穫部構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-158403
公開番号(公開出願番号):特開平7-008057
出願日: 1993年06月29日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】 引抜かれた人参がその時点ですでに挟持ベルトに人参頭部が接触した接触搬送状態になっていると、人参が位置揃え搬送機構と挟持ベルトとの間に食い込んで挟まれるおそれがあるので、これを防止する。【構成】 挟持ベルト11対で人参を圃場から引き抜く引抜き部Aと、挟持ベルト11とこれの下方の位置揃え搬送機構2とによって、人参本体の頭部位置を揃えながら後方に搬送する搬送装置とを備え、引抜き部Aに、搬送人参頭部と挟持ベルト11との上下間隔を所定値以上に保つ案内手段を設ける。案内手段は、後部ほど挟持ベルト11との上下間隔が広まる一対のバネ線による第1、第2案内機構をこの順に前から配置し、固定転動輪25及び可動転動輪27の配置により、挟持ベルト11対の挟持力の強さがベルトの前部、後部、中間部の順となるように設定する。
請求項(抜粋):
後上り傾斜状態で対向配置して駆動される左右一対の無端回動帯(11),(11)前部により、根菜の葉部を挟持して該根菜を地中から引き抜きつつ上方に引き上げる引抜き部(A)と、前記無端回動帯(11)対の後部と該後部の下方に配置される位置揃え搬送機構(2)とから成り、その葉部の下部を前記位置揃え搬送機構(2)で誘導案内しながら、葉部の上部を前記無端回動帯(11)対後部によって挟持移送することにより、前記引抜き部(A)から送られてくる根菜を後方に搬送する搬送装置(B)とを夫々設け、前記一対の無端回動帯(11)対後部と前記位置揃え搬送機構(2)との上下間隔が、搬送方向下手側に行くほど広くなるように、これら無端回動帯(11)対後部と位置揃え搬送機構(2)とを相対配置し、かつ、搬送根菜に所定以上の下方移動力が作用すると、該根菜の前記無端回動帯(11)対後部から下方へのずれ動きが許容されるように、前記無端回動帯(11)対後部による葉部挟持力を設定してあるとともに、前記引抜き部(A)に、これで搬送される根菜の本体上面と前記無端回動帯(11)対前部との上下方向間隔を所定値以上に保つための案内手段(C)を設け、この案内手段(C)を、搬送根菜に作用する所定以上の下方移動力によって該根菜が前記無端回動帯(11)対から下方へずれ動けるように葉部挟持力が設定された前記前部無端回動帯(11)対の中間部と、根菜本体上面に作用する左右一対のガイド部材(23),(23)をその後部ほど前記無端回動帯(11)対との上下間隔が広まる状態で配設することとで構成し、前記無端回動帯(11)対の根菜葉茎部に対する挟持力が、該無端回動帯(11)対の中間部、後部、前部という順で強くなる状態に設定されている根菜収穫機の収穫部構造。
IPC (2件):
A01D 13/00 ,  A01D 25/00

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