特許
J-GLOBAL ID:200903056447121507

血管留置カテーテルからの採血方法及びそれに使用する器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-186627
公開番号(公開出願番号):特開平7-016219
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1995年01月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 煩雑な作業なく、極めて衛生的に採血を行なうことを可能とする。【構成】 二本のシリンダ2a・2bの一端が封じてあり、他端の開口側からピストン5a・5bが摺動可能に装着されている。各ピストン5がシリンダ2内での一定以上の摺動を制限するストッパーが設けてある。カテーテル11の採血口12に差し込むことが可能な差し込み口8には、一端が各シリンダ2内空間と連通する流体路10a・10bの他端が別個に開口している。この構成を有する採血器具1の差し込み口8をカテーテル11の採血口12に差し込み、ます一方のシリンダ2aのピストン5aを引いて、カテーテル11内の補液が混じった血液14aを採血する。次に他方のシリンダ2bのピストン5bを引いて血管からの採血を行なう。その後、最初に引いたピストン5bを押し戻して、血液14aを体内に返す。
請求項(抜粋):
一端を封じて他端を開口した二本の筒状のシリンダには、各々開口側からピストンが摺動可能に装着してあり、一端が前記封じた側からこのシリンダ内空間へ連通するとともに、他端が小径の差し込み部に各々別個に開口している流体路を有している採血器具を、前記差し込み部をカテーテルの採血口に差し込み、一方のシリンダのピストンを引いてカテーテル内の血液を採血し、次に他方のシリンダのピストンを引いて再度採血することを特徴とする血管留置カテーテルからの採血方法。

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